今回は文部科学省傘下のプロジェクトチームの報告。
記事によると
- 2012年3月30日 「首都直下地震防災・減災特別プロジェクト」研究チームが最新の震度分布地図を公表
- 予想される震度が上がった地域がでた
- 震度7
- 江戸川区
- 江東区
- 大田区
- 川崎市
- 震度6強
- 東京23区の大部分
- 横浜市
- 川崎市
- 千葉市
- 古い木造建物の耐震診断や補強などが必要
- 「計算結果はあくまで試算で数キロメートルの誤差を含む。市区町村レベルでの震度がどうなるかは公表しない」 ( 東京大学地震研究所 纐纈一起教授 )
- 日本が載る北米プレート(岩板)と、南から潜り込むフィリピン海プレートの境界面が、従来より約10キロメートル浅いことが判明
- 想定地震規模は従来通りだが震源が浅くなった為、震度が上昇
報告書を見てみると、東京、東京湾、千葉の3つの震源を新たに想定している。
震源が東京北部 ( 首都直下地震防災・減災特別プロジェクトより) |
震源が東京湾 ( 首都直下地震防災・減災特別プロジェクトより) |
震源が千葉 ( 首都直下地震防災・減災特別プロジェクトより) |
震源と考えたが、違ったらごめんなさい。
ちなみにこのMAPは他の研究者の精査がされていないそうなので参考程度に考えるのが良いと思います。
以前の想定される震度MAPを見ると
2004年時点の想定震度MAP ( 首都直下地震防災・減災特別プロジェクトより) |
残念ながら自治体ごとの情報は公開されない方針のようなのでこれ以上の詳細な情報を見つけることはできませんでした。
想定される震度が上がれば対策も見直さなければならず、また火災の被害地域の拡大も考えられる。
自治体の担当者はまた、見直しをしないといけないので大変だと思う。
記事
東京・神奈川で震度7も 首都直下地震で文科省試算 日経新聞
参照ページ
首都直下地震防災・減災特別プロジェクト総括成果報告書 東京大学
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