2012年9月14日金曜日

ビックカメラ+ユニクロ=ビックロ。

ユニクロが入店する百貨店などは上層階に出店してもらい、シャワー効果を狙うのが今までだった。

今回の「ビックロ」は1-3Fにユニクロが入る。

ビックカメラとユニクロが組んだ理由は?という記事です。


記事によると

  • 出店内容
    • オープン日
      • 2012年9月27日
    • 出店場所
    • (ビックカメラより)
      • ビックカメラ新宿東口新店(2012年7月5日オープン)
    • 店舗構成
      • 地下1-3階:ビックカメラ
      • 1階:ビックカメラ
      • 1-3階:ユニクロ
      • 4-8階:ビックカメラ
      • 売り場面積 (6700坪)
        • ビックカメラ:6700坪
        • ユニクロ:1200坪
    • 店舗の特徴
      • ビックロオリジナル
        • 共同ユニフォーム
        • スタッフユニフォーム (ユニクロより)
        • 店内BGM
        • フロアサイン
        • ショッピングバック
        • レシートデザイン
      • マネキン
      • マネキン (ユニクロより)
        • 9種類80体
          • デジタルカメラやスマートフォン、掃除機を持ったマネキン
          • 家電製品を持ってポーズが可能な「ビックロマネキン」
        • それぞれの店舗に40体ずつ配置
        • 家電製品と洋服のコーディネートを提案
      • 共同展示・展開
        • 暖房機器と一緒にヒートテックを配置
        • ビックロロゴを採用した小物製品の販売
        • 家電メーカーとのコラボTシャツを販売
      • ユニクロクーポンの発行
        • ビックカメラのポイントを交換で発行
        • ユニクロ店舗内での商品購入が可能
      • 合計7000円以上を購入で、店内のビックロガチャで使用できるメダルがもらえる
        • オープンから4日間の期間限定
        • ビックカメラとユニクロでの購入合算額で良い
        • ビックリする豪華景品やビックロ限定グッズが当たる
      • ソーシャルシューティングゲームの「ビックロベーダー(HP)」の提供
      • 店内に設置したインタラクティブモニターを活用して、画面に表示される自分の映像にビックロのロゴがまとわりつくといった遊びも体験できる
    • 共同出店のメリット・狙い
      • 広告費を掛けることが出来る
        • 過去最大の新宿ジャック
        • 新宿のあらゆる通路で広告を掲載
        • 9月12日以降、テレビCMや新聞広告、山手線のビックロトレインなどを通じた訴求を行う
      • 外国人がターゲットの一つ
      • 異業種のコラボレーションの可能性を探る
      • 新たなニーズを掘り起こす
    • 関係者の声
      • ユニクロ 柳井会長
        • 「単に二つの店舗が同じ建物のなかに出店するのではなく、『電機屋』と『服屋』が組み合えばこんなことができるという、今までにない店舗を実現したい」
        • 「日本に元気がないと言われるなかで、日本の繁盛店の典型的なスタイルの一つがビックカメラ。外国からの観光客が、日本に来たならば必ず新宿にきて、必ずここに寄って、家電と洋服を買って帰るという店舗を作りたいと考えている。世界に通用する日本の代表的店舗に育て上げたい」
        • 「家電量販店は今のままだと苦しい。今回のように我々と手を組むなど、今までにない発想が必要。家電自体が新たな生活ニーズを開発できていない。生活ニーズを発掘できる製品の提示がこれからは必要になってくる」
        • 「やるからには日本で一番の売上高を目指す」
        • 「ここに一店舗だから意味がある」
          • ビックロの多店舗展開には興味がなさそう
      • ビックカメラ 宮嶋社長
        • 「ゴチャゴチャ感には自信があるが(笑)、『素晴らしい』という点の実現においては、洗練し、進化した店づくりを目指し、お互いのノウハウを活用していきたい」
        • 「新宿東口という立地を生かし、東京の新名所、新宿の新名所として、ワクワクする店を作り上げたい」
        • 「家電と衣料は切っても切れないものと考えている。合わせることで新たなニーズを喚起できる。百貨店に匹敵する大型店を出店することになるが、こうしたことによって需要を喚起できる」
        • 「まずはこの店舗を成功させることが重要。その上で次のことが考えられる」
          • 多店舗化にも含みを持たせた
      • ビックカメラ 堀越雄執行役員
        • 「これまでにもビックカメラとユニクロは隣接する形で店舗を持っている例があったが、売り場に数分立っているだけで、ユニクロのショッピングバックを持ったお客様をビックカメラの店内で見かけることができる。ユニクロからビックカメラへというルートは定番ショッピングルートであり、ビックロでは一つの店舗で生活必需品を揃えることができるものになる」
      • トータルプロデュースした佐藤可士和氏
        • 「フロアを分けたというだけでの店舗ではなく、お互いに組み込むことでどんなことが起こるかということを考えた」
という事らしい。

ユニクロ側は新たな可能性をテストしているようですが、ビックカメラ側はこの業態を展開したいようです。

恐らくはライフスタイルの提案をしたいのだろうが、うまく出来るかどうかは互いに提案・協力できるかが問題。

家電と家具は親和性があるが、家電と衣服はどうだろうか?

話題づくりは成功するだろうが、その後の客入りや周りの自社店舗への影響など経過を見ないとわからない事が多い。


外国人の購買に期待しているようだが、これも経過してみないと判らない。


とりあえずオープン当日に行ってみよう。


記事
ビックカメラとユニクロが目指す「グローバル繁盛店」 ZDNet Japan

参照ページ
ユニクロ×ビックカメラ 東京、新宿に新名所が誕生、グローバル繁盛店「ビックロ ユニクロ新宿東口店」9月27日(木)いよいよオープン! ユニクロ

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