また、小さい時は脳が学習する時期だから、色んな味を経験させた方が良いとも言われていた。
記事は離乳期に様々な食体験をさせれば、味覚が鍛えられるという内容です。
記事によると
- 離乳期におけるさまざまな食経験が、味覚に関連する脳領域を活性化し、味覚の感受性に大きな影響を及ぼす
- 研究機関
- 東京大学大学院農学生命科学研究科 三坂巧准教授
- 森永製菓ヘルスケア事業部 川上晋平氏
- 研究対象
- マウス
- 研究結果
- タンパク質「SNAP25」が離乳後に、神経細胞内に顕著に蓄積されていた
- SNAP25は神経伝達物質の放出に関わっている
- 固形エサを与えたマウスと離乳期も母乳で育てたマウスの脳内SNAP25の量を比較したところ、固形エサのマウスで顕著にSNAP25が蓄積していた
- 「サッカリン」、「カプサイシン」を摂取させたところ、味覚野・体性感覚野においてSNAP25が蓄積する様子が観察された
- 蓄積部位は味の種類によってわずかに異なった
まだ明確な味覚形成の仕組みは分かっていないが、幼少期の体験が味覚形成に関連していそう。
味だけでなく、視覚や嗅覚からの味覚、食感など色々体験させて、舌を鍛えさせた方が人生に深みが出る。
どうせ年を取ると舌がだんだん衰えてくるので、若いうちに色々経験させたい。
記事
“味音痴”は離乳期に問題が!? NationalGeographic
参照ページ
離乳期の食経験は大脳皮質味覚領域に大きな変化を与える 東京大学
0 件のコメント:
コメントを投稿