2012年9月4日火曜日

有機栽培だからと栄養素が高いわけではない。(但し、米国EUの場合)

オーガニックだとなんだか体に良い商品というイメージがあります。

じゃあ、実際にどうなんだと栄養素を調べた記事です。


記事によると

  • オーガニック食品のビタミンやミネラルの含有量は、通常の商品と変わらない
    • 研究機関
      • Stanford University Medical CentreとDena Bravata教授
    • 研究結果
      • 有機栽培の果実や野菜は通常の物より残留農薬による汚染のリスクが約30%低い
      • 米国と欧州の農産品の残留農薬が検出された割合
        • 有機栽培:約7%
        • 通常:約38%
      • 非オーガニックの豚肉や鶏肉は、抗生物質の耐性菌などのリスクが33%高い
      • オーガニックの牛乳や鶏肉は、オメガ3脂肪酸(wiki)が多い
という事らしい。

日本の場合に直ぐに当てはめることは出来ないが、参考になると思われる。

オーガニックの農作物と通常の農作物で同じ種苗を使用していれば、栄養素はさほど変わらない可能性が高い。

残留農薬や抗生物質などがオーガニックは少ないのがメリットだが、どれだけ人体に有益かは残留量の拠るので一概に言えない。

コストパフォーマンスやブランド戦略によると思うが、ターゲットを定めて消費者が納得する物を提供すれば良い。

栄養素への訴求があるのであれば、種苗メーカーと研究開発して消費者に提供すれば良いだけの話。


記事
オーガニック食品と一般食品、どちらを買うべき? 米研究 CNN

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