この記事もIQテストで計測するような項目が優れていても、成功する人が少ないという記事です。
記事によると
- 「認知力の仮説」という考え方
- 成功は何よりも認知力、つまりはIQテストで測定されるような知能にかかっている
- それを最大限に開発するためにはできるだけ多く、できるだけ早く実践すること
- 因果関係の例
- 家庭に本が少なければ子どもの読解力が弱い
- 両親の口数が少なければ語い力が弱い
- 3歳の子どもが計算問題を数多くこなせば小学校での成績が向上する
- GED資格取得者の良い点数が最終的に人生に良い結果をもたらしているわけではない
- 研究機関
- シカゴ大学経済学者 ジェームズ・ヘックマン氏
(wiki、2000年にノーベル賞経済学賞受賞) - 調査対象
- 学生の学業成績に関する国のデータベースのいくつか
- 総合教育開発(GED)プログラムを受けた人とそうでない人を調査
- 総合教育開発プログラム(wiki)とは
- 高校卒業程度認定を受けるための方法の1つ
- 仮に10代の若者が高校を卒業するのに十分な知識と賢さがあれば、高校を卒業するための時間を無駄にする必要はないという考え方
- 試験に合格すれば実際の高卒者と同様に、大学や一段上の高等教育を目指す準備ができていると法的に認められる
- 調査結果
- 多くの重要な点でGEDの前提は完全に有効
- GED資格取得者のGED試験の点数はあらゆる点で高卒者とそん色がない
- 22歳で4年制大学に在学しているか、もしくは高校より上の教育を修了した者
- GED資格取得者:3%
- 高卒者:46%
- GED資格取得者の年収、失業率、離婚率、違法ドラッグの使用といったあらゆる重要な将来的な結果は高校中退者と同じ程度
記事ではIQテストで計っているような認知能力だけでなく、根気よさ、自制心、好奇心、良心、気概、自信といった非認知能力も重要と言っている。(その有効根拠は示されていない)
現代の子供は過保護に守られており、失敗を克服できなかったりするそうです。
確かにいろんな事を経験させて、その対処方法を身を持って理解すれば、対処できるケースが増えるだろう。
社会は論理的でないことが多すぎる。
試験の点数だけでは社会でやっていけるかは判らないということだろう。
記事
過保護は禁物、逆境を克服させることで子供は成功に近付く=米研究 WSJ
社会は論理的でないことが多すぎる。
試験の点数だけでは社会でやっていけるかは判らないということだろう。
記事
過保護は禁物、逆境を克服させることで子供は成功に近付く=米研究 WSJ
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