外務省は未だに中国への渡航自粛勧告を出していないようです。

中国の暴動が激しくなってきているので、渡航情報がどうなっているか調べて見ました。




TVで報道されている内容からして、渡航自粛勧告ぐらい出ているかと思ったら、注意喚起程度でした。

中国全土：最近の日中関係の動きに係る注意喚起 (外務省より)

中国全土：最近の日中関係の動きに係る注意喚起(その2) (外務省より)

しかも、どこでデモが起きているか把握できていないようです。
文面から行くなら自己責任という印象を受けました。
まぁ、中国政府が守ってくれないので、自己責任は仕方ないがそれなら渡航自粛や禁止勧告ぐらい出すべきではないでしょうか。

一応注意すべき事柄を記載していたので紹介すると

• 外出する際には周囲の状況に格別の注意を払い、広場など大勢の人が集まるような場所では特に注意する。実際に集会やデモ行進が行われている現場には近寄らない。 
• 公衆の場での言動や態度に注意する。 
• 日本人同士で集団で騒ぐ等の目立った刺激的な行為は慎む。 
• 在中国日本国大使館及び総領事館、外務省海外安全ホームページ等をチェックする。
• 一般的な行為（野外での撮影、スケッチ等）でも場合によっては中国では非合法となる場所もあるので注意する。

とあります。

一番最後の野外での撮影やスケッチを気をつけろとあるのは、以前フジタの社員が軍関係の施設を撮影したと拘束された事があったからだと思われます。


外務省は中国の安全が確認されるまでは、渡航自粛勧告を出すべきではないでしょうか。


参照ページ
外務省 海外安全ホームページ