記事によると
- 2011年末時点のバークシャーの上位保有銘柄の内、外国株 (10億ドル以上の価値がある外国株)
- 韓国のポスコ
- 保有株式は、発行済み株式の5.1%
- 韓国で6番目に大きな複合企業
- 2011年時点
- ROE9.5%
- 有利子負債自己資本比率50.1%
- 2012年7月時点
- 第2四半期の利益は前年同期と比べて、1兆3700億ウォン(12億ドル)から4660億ウォン(4億1700万ドル)に落ち込んだ
- 「安定的な収益を上げる能力は競合他社のそれを上回るものがある」
(サムスン証券アナリスト クリス・キム氏) - フランスのサノフィ
- 保有株式は、発行済み株式の1.9%
- 世界第6位の製薬会
- 合併と買収で成長
- 2004年アベンティスを買収
- 2011年ジェンザイムを買収
- 製品は世界170国で販売されている
- 新興市場での売上高は、総売上高の30%を占めている
- 2012年7月時点
- 第2四半期純利益は前年同期16%、11億7000万ユーロ
- 第2四半期売上高は0.4%増、88億7000万ユーロ
- 外国人投資家の割合は62.1%
- ニューヨーク証券取引所に重複上場している株は今年に入って25%上昇
- ドイツのミュンヘン再保険
- 保有株式は、発行済み株式の11.3%、2010万株
- ミュンヘン再保険は保険料収入で世界最大の保険会社
- 再保険、元受保険、医療保険が主要事業
- 独DAX指数とユーロStoxx50種指数の構成銘柄
- 2011年末時点
- ROE3.3%
- 債務レバレッジ18.3%
- 2011年8月時点
- 第2四半期純利益は、前年同期9.8%増、8億800万ユーロ
- 第2四半期収入保険料(グロス)は、前年同期比5.5%増、126億ユーロ
- 英国のテスコ
- 保有株式は、発行済み株式の5.1%
- 世界第3位の小売業者
- 2012年2月25日までの年度
- 純利益は約3.7%増、28億ポンド
- 売上高は約6.6%増、645億ポンド
- FTSE100指数銘柄
- 「テスコには、低迷している英国での事業を回復させるための有望な計画があるが、その進展には時間がかかりそうだ。現在のバリュエーションはこうしたリスクが概ね織り込まれていることを示唆しているが、競合他社と比較した既存店ベースの売上高が改善されたという明白な証拠が出てくるまで、株価の大きな上昇は見込めないだろう」
(英証券会社チャールズ・スタンレー投資マネジャー サム・ハート氏) - 海外銘柄がバークシャーの投資ポートフォリオに占める割合は比較的小さい
- 海外銘柄について
- 「幅の広い堀」を持つ起業に完全に合致しているわけではない
- かなりの競争上の強みを持っている
- 「幅の広い堀」を持つ企業とは
- 低コストの生産業者
- 強力なブランド力を持つ企業
- 2004年から海外銘柄に投資を始めた (『スノーボール』著者 アリス・シュローダー氏)
- 2006年末時点 ポスコの株式の4%、11億6000万ドル相当を保有
- 英テスコの株式の2.9%(時価18億2000万ドル)で購入
- 2006年 イスラエル イスカル・メタル・ワーキング株の80%を40億ドルで取得
- 2007年 サノフィ株の保有
- 2010年 ミュンヘン再保険株の保有
- ペトロチャイナ、スイス再保険、BYDなど
バフェット爺さんは神様ではないので、全ての銘柄が当るわけではない。
しかし、成功し続けている人なのでその投資対象銘柄は参考になるはず。
この4つの銘柄は、テンバガーになりそうにないし、ちょっと保守的。
日本ではテンガイロに出資して話題になってけど、その他の銘柄は聞かない。
日本に投資しないと言うことは、そういうことなんだろう。
記事
【コラム】海外投資もバフェット流―米国外投資にも共通点 WSJ
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