記事では
- 米の収穫が不十分で値上がりしている
- タイからの輸入は洪水などで出来ない
- 兼松が台湾の精米工場と80トンの契約をした
という事らしいです。
他の記事でも
- 台南11号という米を360トンも購入
という記事もありました。
まず米の収穫が不十分で値上がりしているという事は
- 水稲の作況指数101と平年並み(農林水産省より)
- 東京の米の小売価格は平成22年の平均より低い価格で推移(e-statより)
平成23年度東京米小売価格推移 |
タイからの輸入は過去に米不足の時に美味しくないタイ米を輸入した事があり、その時の記憶がまだ残っている為、輸入するとは思えません。
ではなぜわざわざ海外の米を輸入する必要があったのでしょうか。
またそれはなぜ、台湾だったのでしょうか。
考えられることは
- 放射能汚染を気にしている家庭向けに輸入
- 将来のTPPをにらみ今から輸入先との関係を構築
- アメリカとのTPPは米が除外される可能性があり、台湾は輸入されるかもしれないと読んでいる
といったところでしょうか。
記事の説明は時々、安直な説明や虚報があるので注意しないといけません。
記事
米不足の日本、良質な台湾米を有名商社が購入―台湾メディア Yahooニュース
参照ページ
台湾農家がうれしい悲鳴! 日本の精米会社が360トンの米購入 Yahooニュース
平成23年産水陸稲の収穫量 農林水産省
小売物価統計調査 e-stat
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