自社に合う人を採用するには、他社の真似をしていては駄目。
記事によると
- 投資会社ユニオン・スクエア・ベンチャーズが投資アナリストの募集に以下の物を要求
- 自身の「ウェブプレゼンス」を示すリンク
- 投資アナリスト職にどの程度興味を持っているかを示す短い動画
- なぜか
- インターネットやソーシャルメディア関連企業に積極的に投資していることもあり、このようなやり方の方が、より職務に適した人材を見極めることができる
- 履歴書では応募者の表面的な部分しか分からない
- 「われわれが最も知りたいのは、どのような人物で、どのような仕事に興味があり、どのような考え方を持っているのか、ということだ」と採用担当者が言った
- 採用担当者自体ウェブプレゼンスを提出して採用された
- ウェブプレゼンスとは「ツイッターアカウントやブログサイトなど自身がいかにウェブ上で存在感があるかを示すもの」
- 応募者の適性を判断するために、「リンクトイン」などのSNSや動画プロフィール、ネットアンケートを利用する企業は増えている
- バンパーステッカーをはじめとする各種ステッカーを販売する会社
- 応募者が自社に適した人物かどうかを判断するには履歴書は十分ではない
- ネットによるアンケート調査で応募者の選別を行っている
- 現在アドビの画像作成ソフト「イラストレーター」を使いこなせる人材を募集しているが、そのアンケートにはスキルに関するもの
- 「理想とする夢の仕事は何ですか」
- 「これまで経験した中で最高の仕事はどのようなものですか」
- 履歴書は添付しても構わないが、必須ではない
- 条件を満たしていない人や職務に興味のない人からの応募が増えすぎたため、数年前からネットアンケートを利用するようになった
- アンケートに記入してもらうことで、応募者も自身を見つめ直すことができる
- ゲームと娯楽情報を提供する会社
- インターンシップ制度を設けている (プログラム経験の無い人を対象)
- 参加者はプログラミングのスキルを学びながら、給料を得ることができる
- 応募者には履歴書を提出する代わりに、ウェブサイトに掲載された課題を行う
- それによって応募者の思考プロセスを判断
- 同社製品への熱い思いを表した動画も提出
- 約100人が応募し、30人近くが選ばれ、そのうち6人が最終的に社員として採用
- なかには大学を出ていなかったり、働いた経験がほとんどない人もいた
- 通常の人材募集では履歴書の提出が必要
- 依然ほとんどの企業が応募者には、まず履歴書の提出を求めている
- グーグルの採用担当者によると
- 初期の職歴や趣味、課外活動、非営利目的の活動を見ると、応募者がどの程度企業文化に合っているかが往々にして分かる
- (履歴書の書き方自体が)応募者の仕事ぶりを示す最初の見本だ
アンケートをするようになったというのは既に日本で行われている適性検査のようなものか?
専門的な技術や知識を持った人を採用する場合は、確かに履歴書や面接だけでは当てにならない。
受ける人は受かりたい一心でうそを言うかもしれない。
インターンシップで長期間かけて適正を見るのも良いし、バイトとして雇って本採用するのも良いと思う。
記事
履歴書は不要―ネットの台頭で変わる採用プロセス WSJ
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