記事では
- 13日S&Pがポルトガルの格付けを投機的BBに格下げした
- 多くの投資家が国債を売却した
(恐らく社内ルールで投資対象の格付けが決まっている為) - シティグループ欧州世界国債インデックスから除外された
- 上記インデックスを運用指標としたファンドも国債を売却
- S&P、ムーディーズ、フィッチがポルトガルをギリシャ同様に投機的水準に格付けしている
- ポルトガル国債のCDSの保証料率が過去最高水準に達した
- 保証料率からポルトガルがデフォルトする確率を65%程度と市場が判断している事になる
- ポルトガル国債10年物が額面の50-52%で取引された
- 16日ポルトガル国債10年物の利回りが14.4%に上昇した(格下げ前は12.45%)
- ギリシャがデフォルトするとポルトガルもデフォルトする可能性がある
- 危機は連鎖すると思われている
- フィッチはギリシャが3月にデフォルトする可能性があると警告
- ギリシャと民間債権者の協議が物別れに終わると大規模償還を迎える3月20日にデフォルトする可能性がある
要はギリシャの不安が「ポルトガルもやばいんじゃない?」という事で、売られているようです。
まぁ実際は国債のトレーダーが不安に便乗して売り浴びせて儲けようとしているのだろうけど。
とばっちりを食らうほうが悪いのか、それとも悪乗りするほうが悪いのか?
日本も明日はわが身です。
記事
[FT]ポルトガルのデフォルトを視野に入れる市場 日経新聞
参照ページ
Portugal slips into default territory Financial Times
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