記事によると
- 人口増や経済発展で中国を中心に穀物需要が急増
- 大手商社5社の南米での穀物調達量は2015年に2200万トンと今より倍増する見通し
- 日本の総輸入量の3/4に当たる穀物を確保
- 11穀物年度(11年9月~12年8月)にブラジルがは米国を抜いて大豆輸出で世界首位になる見通し
- 中国では経済発展や生活水準の向上で豚肉など食糧需要が増大
- 2011年の大豆の輸入量は5700万トンと10年で6倍近くに増え、世界貿易の6割を占める
- 今後はトウモロコシも輸入国に転じる可能性が高い
- 三菱商事
- ブラジルの穀物集荷・販売会社セアグロ社に2割(約35億円)出資
- セアグロ社の穀物取扱量は年100万トンで、優先購買権も取得
- ブラジル加工食品最大手ブラジルフーズと大豆の調達で提携
- セアグロ社とブラジルフーズ社でプラジル全土に大豆の集荷網を構築予定
- 15年までに500万トン以上を扱う体制を整える
- 中国の中糧集団(COFCO)グループと中国で食肉加工の合弁事業を展開する予定
- COFCOと最大500万トンの大豆を供給する契約
- 丸紅
- ブラジルの穀物集荷・港湾輸出会社テルログ社を買収
- 今後も集荷会社の買収や拠点整備を進める予定
- 穀物調達量を15年に今の6割増の900万トンに増やす予定
- 三井物産
- 農業生産・穀物集荷会社マルチグレインを通じ、調達量を6%増の340万トンに拡大
- 豊田通商
- アルゼンチンを中心に穀物集荷を350万トンの調達を目指す
- 双日
- アルゼンチンを中心に穀物集荷を150万トンの調達を目指す
以前、ブログで大豆の価格が下がっていると書いたが、それでも中国の需要が伸びると各社は見ているようです。
家畜の飼料としての大豆需要が伸びるということでしょうか。
昨年末の暴落から自律反発しているようですが、今後どうなるでしょうか。
記事
商社、南米の穀物調達拡大 中国の需要増で+ 日経新聞
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