けど、打てる手が無いので政策に変更なし。
変更した内容は(2012年1月24日当面の金融政策運営についてより)
- 2011年実質GDP:0.2~0.4→-0.4~-0.3 (-0.6程度下方修正)
- 2012年実質GDP:2.1~2.4→1.8~2.1 (-0.3程度下方修正)
消費者物価は0近辺。
ちょっとインフレにしたいけど、国債残高が途方も無く大きい為、インフレにも出来ない。
政治家が無能で金をバラ撒いたばかりに日銀も苦労している。
でも攻められるのは日銀。
日銀はやるせない。
と記事には関係無い事を書いたが、記事では
- 為替への影響はニュートラル ( 住友信託銀行 マーケット・ストラテジスト、瀬良礼子氏 )
- 景気見通しは下方修正したものの、成長パスの大きな下方修正ではない
- 追加緩和に向けた示唆が無い事は市場は織り込み済み
- 向こう数カ月は追加緩和実施を見込みづらい ( 岡三証券 日本株情報グループ長 石黒英之氏 )
- 金融政策の現状維持は想定内
- 日銀は追加金融緩和のスタンスを残しているが、向こう数カ月はない
- 追加金融緩和があるタイミングは
- 欧州情勢の悪化に伴って信用収縮が進みパニック的な様相を強めた時
- QE3が現実味を帯びた時
- 金融政策の方向性は追加緩和含み ( 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 シニア債券ストラテジスト 長谷川治美氏 )
- 事前の市場のコンセンサス通りでサプライズはない
- 景気判断に関しては
- 2012年度前半には緩やかな回復していくと海外経済が再び回復してくることに望みをかけている
- 依然として不確実性が高いため、「日本経済、横ばい圏内の動きとなっている」と下方修正
- 引き続き日銀は警戒しており、金融政策の方向性は追加緩和含み
- 世界経済の減速の下振れリスクを認識
- 物価安定という政策目標になっているので、2012年のマイナスの物価予想は出せなかった面もある
- 出遅れる金融政策に期待薄 ( メリルリンチ日本証券・チーフ債券ストラテジスト 藤田昇悟氏 )
- 日銀会合は予想通りの内容
- 先行きの経済について震災復興関連の需要が徐々に顕在化していくことなどから、緩やかな回復経路に復していくとしている
- 足元の物価・成長率の見通しを引き下げた
- 欧州ソブリン問題が最大のリスク要因との認識に変わりはない
- 欧州中央銀行や米連邦準備理事会が追加緩和に踏み切った際、日銀はデフレ圧力となる円高の進行を目の当たりにしてやっと動くスタンス
- ECBやFRBに追随する日銀の金融政策に効果を期待することは難しい
ECBやFRBが金融緩和をしたら、日銀も仕方なく追随するんでしょといったところか。
日銀はつらいねぇ。
記事
日銀がGDP下方修正、金融政策は維持:識者はこうみる REUTERS
参照ページ
経済・物価情勢の展望(展望レポート) 日銀
2012年1月24日当面の金融政策運営について 日銀
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