2012年1月25日水曜日

今年の一般教書演説はエネルギーが焦点のようです。

毎年、アメリカ人じゃなくても注目しているアメリカ大統領の一般教書演説。

ニコニコでも生放送するそうです。(2012/01/25(水) 開場:10:50 開演:11:00)
しかも同時通訳つき。

それは兎も角、記事は演説前の情報。
  • 一般教書演説でエネルギー政策に焦点を当て、国内の石油・ガス生産を増強するよう呼び掛ける見通し
  • 石油・ガスの生産増強を呼び掛け、経済の低迷による需要減もあるものの、原油の輸入量が減少したことにも焦点を当てる予定
  • 天然ガスの生産量に目標値を設けることが一時検討されたが、演説の最終稿には入らなった
  • 環境への影響懸念が指摘されている生産技術「ハイドロリック・フラクチャリング(水圧破砕法)」を容認することも含め、同政権がガス生産を推進する姿勢を示している
    • 政権もこの問題に取り組む姿勢を見せてはいる
    • 大気と水の質に関する新たな連邦レベルでの規制の導入や、同方式の全面禁止についてはこれを退けてきた
    • 関連省庁は環境への影響について調査を行っている
    • 米国環境保護庁(EPA)は最近、新規の天然ガス採掘場を対象にした汚染管理に関する規制強化の最終案をまとめた
    • EPAはワイオミング州の町で発生した水質汚染と水圧破砕法を関連づけた予備調査結果を最近発表した
最後は一般教書演説とは直接関係無いハイドロリック・フランクチャリングの話題になっていました。
それはさておき、今回の演説ではどうやらエネルギー特にアメリカの地下にあるガスに焦点が当てられると言う事です。

埋蔵量にもよりますが、本格的な生産が行われればまずは発電から始まり、自動車への応用まで行くかもしれません。
そうするとアメリカで主流の石炭発電の原料の石炭価格が下がるかもしれません。
また、自動車まで応用されれば確実に原油価格に影響します。
エタノール自動車は恐らく衰退し、とうもろこし価格も下がるかもしれません。

オバマ政権の本気度とアメリカのガス生産計画を注意深く見ていきたいと思います。

記事
オバマ米大統領、一般教書演説で石油・ガス生産増強打ち出す見通し=関係筋 WSJ


参照ページ
一般教書演説2012~オバマ大統領が語るアメリカの展望~ ニコニコ生放送
ハイドロリック・フラクチャリングとは JOGMEC

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