2013年10月7日月曜日

IQは遺伝性がある。しかし、環境が悪いと生かせないらしい。

「教育機会の平等」より「素質に応じて教育を受ける」方が、社会にとって良い貢献が出来るのではないかと最近思うようになった。

子供が才能があっても、環境が悪いと生かせないというWSJの記事を紹介。

記事によると
  • 高度な教育を受けれる環境下ではIQは「遺伝性」が高い
    • 研究機関
      • エジンバラ大学ティモシー・C・ベイツ氏ら
    • 研究対象
      • 一卵性双生児と二卵性双生児を統計学を使って分析
      • 対象は高度な教育を受けている双子
    • 研究結果
      • 同じような水準のIQを持っている可能性は二卵性双生児よりも一卵性双生児の方がずっと高い
  • 教育環境が悪いと素質があっても生かせない
    • 研究機関
      • バージニア大学エリック・タークハイマー氏ら
    • 研究対象
      • 貧しく高い教育を受けていない双子
    • 研究結果
      • 一卵性双生児と二卵性双生児の間にはほとんど差が無い
という事らしい。

日本の公的な教育は平等を前提としている為、才能ある人にとっては才能を伸ばす環境には無い。
底辺を底上げすることは出来ても、生かすことが出来ない。
それ以上の教育を望むと、おのずと私立もしくは家庭教師・塾などを利用する必要が出てくる。

親の収入が子供のIQに影響を与える原因になっている。


誰かネットで子供の教育の為の無料サイトを立ち上げてくれないかな。


記事
優秀な遺伝子も打ち負かし得る貧困―知能を左右するのは環境 WSJ

参照ページ
Childhood Socioeconomic Status Amplifies Genetic Effects on Adult Intelligence Psychological Science

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