2012年2月22日水曜日

リアル書籍と電子書籍のコスト構造。(米国の場合)

最近、amazonのKindleやバーンズアンドノーブルのヌックなんかが話題になっているので書籍のコスト構造をググって見ました。

するとアメリカの話ですがありました。
書籍が$26 (2,080円)というのは日本と比べると高いですが、内訳は左の図のようになっているようです。

著者への支払いがリアル書籍だと15%なのに比べ電子書籍は25%となっています。

著者としては電子書籍で売りたい所でしょうが、売上規模が電子書籍は5%程度なのでリアル書籍でも出版すると言ったところでしょうか。

電子書籍が大半を占めるようになると、印刷会社とそれに伴う機械・設備会社、倉庫会社、配送業者とそれに伴う運送業、エネルギー産業、リアル店舗・再販業者の収入が減少する事は容易に想像できます。

この業界も構造転換が起こると思われます。








日本の事情は違うようです。
アメリカは店舗が50%の取り分でしたが、日本では店舗・取次ぎを合わせて30%程度だそうです。
日本の店舗はさらに厳しいようです。

参照ページ
電子書籍はもっと安くならないのか? リアル書籍とコスト構造を比較! GIZMODO

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