平成15年4月1日から独立法人になってようです。
硬貨の発行量も減少し、存在意義をかけて海外の製造受注を目指しているようです。
記事によると
- 財務省は硬貨製造設備の余力を生かす為に海外の硬貨製造の受注を目指している
- 財務省は9月から、硬貨製造受注を目指してミャンマーやベトナムなど14カ国を訪問
- ミャンマーやベトナム、カンボジアなど7カ国は現在、紙幣だけが流通
- 経済成長とともに今後、硬貨の利用が進むと予想
- 受注金額は、1カ国当たり数億円の収入にとどまる見込み
- 受注による利益は、半分を国庫に納付、残り半分を設備投資などに充てる
- 日本の受注実績 (2件のみ)
- 日本との外交樹立60周年を記念して発行したニュージーランドの銀貨(平成19年)
- スリランカの銀貨(平成24年)
- 2012年7月 バングラデシュが募った硬貨製造の国際入札にチャレンジ
- 海外の硬貨製造の国債入札
- クウェートやアラブ首長国連邦など7カ国は、国際入札を通じて英国やカナダなどに製造を委託
- 新興国は、精巧な硬貨よりも、安価に大量生産できる硬貨を求める可能性がある
- 硬貨発行の状況
- 現在、東京、大阪、広島の3工場で一円~五百円まで6種類の硬貨を製造
- ピーク時は1974年の56億1千万枚
- 2011年は7億3800万枚 (ピーク時の約13.2%)
日本はコストの高い記念硬貨の製造しか受注実績が無い。
それが日本の問題を映し出している。
日本の硬貨はピーク時の13%程度しか製造していないのであれば、シュリンクしてコスト削減する方法もある。
紙幣の製造は国立印刷局で行っているので、硬貨を製造している工場を1箇所にしても問題なさそう。
ちなみに1円玉は、2011年は約45,600枚しか製造していない。
既存流通量でほとんど賄えるようです。
不動産価値が高い、大阪と東京の土地を売った方が国庫が潤いそうですが、官僚達はそんな事やらないだろう。
海外の製造受注が無理そうなら是非、検討して欲しい。
記事
「外国硬貨製造」売り込め 流通量減少 財務省、設備を活用 Yahooニュース
参照ページ
年銘別貨幣製造枚数 [PDF] 造幣局
0 件のコメント:
コメントを投稿