記事などによると
- 2012年7月11日 ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長が衛星打ち上げ事業に参入すると発表
- 宇宙船の名前は 「ローンチャーワン(LauncherOne)」
- 打ち上げ用の母船につり下げられて離陸し、上空で切り離された後にロケットエンジンで宇宙空間へ到達
- 重量は約225Kgまで
- 費用は1000万ドル以下
- 2016年までに開始する予定
ローンチャーワン(LauncherOne) (Virgin Galacticより) |
という事らしい。
写真を見る限り、セスナを2つくっつけた冗談の様なかたち。
これでちゃんと飛行できるんだから不思議。
ところで日本の衛星打ち上げロケット「H-IIB」は重量8tまでで110億円かかる。(wikiより)
大型衛星を打ち上げることが出来るが価格では全く競争できない。
H-IIBは225Kgの衛星を35個積んで打ち上げれば、衛星1個当たり3.1億円。
割安になるけど、実質35個も積んで打ち上げても順次、軌道に乗せることは不可能。
住み分けて行けば生き残れるだろうが、コストダウンの努力は必要。
しかし、ヴァージンが衛星へのコストを下げたお陰で、沢山の衛星が打ち上げられて、軌道が混雑しそう。
その内、制御不能になった衛星が他の衛星に衝突するといった事故が起きそう。
記事
英ヴァージンが衛星打ち上げ事業参入、「価格は他社の3分の1」 REUTERS
参照ページ
Virgin Galactic Reveals Privately Funded Satellite Launcher and Confirms SpaceShipTwo Poised for Powered Flight Virgin Galactic
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