2012年7月5日木曜日

コカ・コーラに発がん性物質が入っている?

コカ・コーラに発がん性物質があったというニュースを見て、驚きましたがどうやら大した量ではないようです。


記事などによると

  • CSPIは世界各国のコカコーラには、発ガン性物質の4-メチルイミダゾール(4-MI)が含まれていると発表
    • 4-メチルイミダゾールとは
      • カラメル色素を製造する過程で生成される化学物質
      • 1日の4-MI摂取量が30μg以上になると10万人に1人の確率で生涯のうちにガンにかかる (カルフォルニア州見積もり)
      • カルフォルニア州では1日の4-MI摂取量が30マイクログラムを超える場合は、ガン警告表示をすることになっている
      • 動物実験では、肺がん、肝臓がん、甲状腺がん、白血病を引き起こしている
      • 代替品は4倍の価格 (DD Williamson)
    • 各国のコカコーラの355ml中の4-MI含有量
      • ブラジル:267μg
      • ケニア:177μg
      • カナダ:160μg
      • UAE:155μg
      • メキシコ:147μg
      • イギリス:145μg
      • ワシントンDC:144μg
      • 日本:72μg 
      • 中国:56μg
      • カルフォルニア州:4μg
    • コーラの大量の糖分を摂取しすぎることの方が大きな健康リスクが高い
という事らしい。


この4-メチルイミダゾールという物質はそんなに健康に影響を与えないようです。
むしろコーラの中の糖分の方が健康に大きな影響を与えるようです。


また、FDAは未だ規制しているわけではなく、カルフォルニア州が独自に規制しているだけのようです。




そして、同じアメリカ国内でも含有量が全く違うと言うのがアメリカらしくて面白い。


代替品が4倍の価格だから少しでも利益を出そうと、最小限の投資にしているようです。


日本国内企業だと考えられない対応です。


これをリスクと捉えて飲むのを控えるかは自己判断でお願いします。
ちなみに私は気にしません。



記事
コカコーラに発ガン性物質が含まれていることが判明 Yahooニュース


参照ページ
コカコーラから発ガン性物質検出(2012年7月3日) NPO法人 食品と暮らしの安全
Tests Show Carcinogen Levels in Coca-Cola Vary Worldwide CSPI
Lab Tests Find Carcinogen in Regular and Diet Coke and Pepsi CSPI

0 件のコメント:

コメントを投稿