ちなみに私は日銀擁護派で、原因は政府無能説派。
記事によると
- 通貨供給量が足りない?
- 為替レートは購買力平価で決まり、内外の物価は貨幣数量説に基づいて決定されるという考え方
- 反論
- 短期的には為替レートが購買力平価に収斂することは稀
- 「通貨供給量を増やせば物価が上がる」という貨幣数量説的な関係が必ずしも成立しない
- 日本の失われた10年が示している
- ソロス・チャート上での考え方
- 反論
- マネタリーアプローチで想定される通貨供給量は物価への影響力が強いと考えられるM2等のマネーストックで、中央銀行から金融システムへの通貨供給量を表すBMではない
- 「BM」から「M2」の関係は安定的ではない
- 量的緩和でBMを増やしても銀行貸出が増えるとは限らない
- 実体経済に出回るM2が増えなければ物価が刺激されることもない
- 物価が刺激されることがなければ、為替への影響も軽微
- 2003-2006年に円高阻止で量的緩和(BM増加)を行ったが、円高は進行した
- 経済規模が違う二国のBMを単純に大小比較することが適切ではない
ソロス・チャート (REUTERSより) |
M2前年比 (日銀より) |
どこかの国のようにレンジ為替制にしたり、政府が強制的に為替介入を頻繁に行ったり、資金移動に課税を掛けたり、ドルペッグ制にしたり、規制をすると円安になるかもしれない。
そんな事はできないので、緩やかに物価上昇、インフレにしていくしかない。
その際、銀行・保険会社、年金基金にあまり国債を手放さないでねと確約を取り付けていないといけない。
郵便貯金には民営化しないから国債を手放さないでねと取引しないといけないかもしれない。
あまり健全とは言えないが、チキンレースになると損をするのは国民。
最後に、これは個人的見解です。
投資に失敗しても人のせいにはしないように。
信じる信じないかは貴方次第です。
記事
コラム:円高「日銀犯人説」は本当か=唐鎌大輔氏 REUTERS
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