具体的な数字は信用できるけど、そこから推測される未来予想は技術開発の飛躍を勝手に期待しての物が多い。
リチウムイオン電池のコストが2025年までに7割低下するらしい。
記事によると
- 2012年7月11日マッキンゼーはEVに搭載されるリチウムイオン電池のコストが2025年までに約70%下がる可能性があるというレポートを発表
- 根拠
- リチウムイオン電池は量産化によってコストが下がる
- 家電メーカーが開発する新技術の採用がリチウムイオン電池のコスト低下に寄与する
- 2020年代の半ばまでには、エンジン車では達成が難しい新基準が設けられる
- リチウムイオン電池のコスト
- 予想推移
- 現在:500-600ドル/kWh
- 2020年:200ドル/kWh
- 2025年:160ドル/kWh
- フォーカス・エレクトリック搭載のリチウムイオン電池
- コストは652ドル/kWh (容量23kWh、コストは12,000-15,000ドル)
- 3.5ドル/ガロン(約74円/L,1ドル80円換算)以上のガソリン代の時、リチウムイオン電池が250ドル/kWhで価格競争力を持つ
- 2012年6月現在は2.99ドル/ガロン (約63円,1ドル80円換算、MyTravelCost.comより)
ちなみにエネループの単3電池の場合、約94,000円/kWh (約1,200ドル/kWh)。
車載リチウムイオン電池の方が断然コストが低いです。
リチウムイオン電池は使用していくと劣化するので、電池の買い替えコストや廃棄コストも考えないとトータルでEVの方がコストが低いと言えないと思われます。
また、日本では電気代が上がり、夜間料金も大幅な値上がりが予想されるのでよりシビアに計算しないといけません。
購入価格で決めるのではなく、運用コストも考えて購入を検討しましょう。
記事
車載リチウムイオン電池のコスト、2025年までに7割低下も REUTERS
参照ページ
Petrol prices around the world MyTravelCost.com
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