記事などによると
アカトンボの体色変化(写真はナツアカネ) (産業技術総合研究所より) |
- 産業技術総合研究所が、アカトンボが赤くなる仕組みを解明
- 研究機関
- 独立行政法人 産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門 生物共生進化機構研究グループ 二橋 亮 研究員と深津 武馬 研究グループ長ら
- 研究結果
- 「オモクローム」色素が酸化還元反応で変化する仕組み
- 酸化状態が黄色
- 還元状態が赤色
- 生きているアカトンボに還元剤であるアスコルビン酸(ビタミンC)を注入したところ、未成熟オスだけでなく成熟メスも、成熟オスのような赤い体色に変化
- なぜ赤くなるか?
- 従来は
- 多くのアカトンボ類でオスだけが赤くなるのは、婚姻色として性的に成熟したオスの識別やアピールに機能をもつと考えられた
- 今回の研究より
- オスのアカトンボが日向に留まって縄張りをつくる際に、紫外線による酸化ストレスを軽減するという別の機能も果たしている可能性がある
という事らしい。
オスもメスも赤とんぼは赤いと思っていましたが、どうやら赤いのはオスの成体だけのようです。
小さい頃、田舎で普通にトンボを見てきましたが、全然気付きませんでした。
ショウジョウトンボの未成熟および成熟の雌雄の体色 (産業技術総合研究所より) |
普段見慣れている生物でも知らない事がまだまだあるようです。
記事
「アカトンボはどうして赤くなるのか」がついに解明される Yahooニュース
参照ページ
アカトンボがどうして赤くなるのかを解明 産業技術総合研究所
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