2012年7月29日日曜日

断熱を強化した自販機で節電できるか?

以前ブログで夜間に氷を作って、日中その冷機で冷房すれば良いのではないかと書いた。
この自動販売機は断熱構造と日中冷却停止で省エネしているようです。


記事によると

ピークシフト型自動販売機(A011号機) (日本コカ・コーラより)
  • 日本コカ・コーラグループと富士電機リテイルシステムズは省電力自動販売機を開発
    • 「ピークシフト型自動販売機(A011号機)」の仕組み
      • 内部の断熱構造などを改良
        • ウレタンから断熱効果が約10倍に高まる真空断熱材に変更
        • 1台当たりの使用量を増量
        • 配置を工夫
        • 商品が取り出し口まで移動する間の空気の漏れを最小限に抑える
      • 夜間に集中冷却
        • 23:00-07:00に集中冷却する
      • 日中に冷却運転を停止
        • 09:00-20:00を含む最長16時間、気温32度の環境下で冷却運転を停止しても5度以下の冷たい商品を提供可能
      • トータルでも消費電力量を約1割削減
        • 夜間は消費電力約450W
        • 日中の消費電力を従来機より約95%削減 (約17Wで運転)
      • 同じ仕組みを温かい飲料を販売する自販機に応用することも可能
    • 実証実験について
      • 埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で実証実験中
        • 各6台設置
        • 2012年7月2日-8月末日まで実験
      • 2013年1月から全国展開予定
という事らしい。
この方法だと日中に商品の補充を行うと、庫内の温度が上がり節電の意味が無くなり、逆に消費電力が増えてしまう。

販売数が多い場所では使用が難しいが、1日1回以下の補充で済む自販機であれば、後は補充を行う人の運用の問題のみ。

補充を行う人に夕方から夜間に集中的に行ってもらうのはちょっとむずかしいかもしれない。

記事
冷却電力「ゼロ」 脅威のピークシフト自販機 MSN


参照ページ

日中の冷却用電力ゼロを実現した自動販売機を開発!製品の冷たさを保持しながら最長16時間の冷却停止を実現 日本コカ・コーラ

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