日焼けで炎症が起きるのは死んだ細胞を除去する為の防衛反応。

日焼けの記事なので、皮膚が黒くなる仕組みのことかと思ったら、火傷のような感じになる仕組みの方でした。


記事によると

• 日焼けで皮膚が炎症を起こすのは皮膚が警告を発する科学的な仕組み
• 研究機関
• カリフォルニア大学サンディエゴ校 リチャード・ギャロ（Richard L. Gallo）教授
• 研究結果
• 皮膚が炎症を起こす仕組み
• 皮膚が紫外線を受ける
• 紫外線によって損傷を受けて細胞が死ぬ
• RNAの一種が分解される
• 隣接する細胞内の受容体分子が検知する
• 死細胞周辺の健康な皮膚に炎症を起こすように信号を送る
• 通常はウイルスに由来する外来性のRNAを検出する受容体が、死細胞内の分解されたRNAを認識して炎症反応を誘発する
• 日焼けを引き起こすRNAは「非コードRNA」という種類
• 遺伝情報の伝達ではなく遺伝子の働きを制御する役割
• 炎症は生体にとって有益な反応
• 紫外線によって損傷した細胞を除去する
• 皮膚の再生を促す
• 遺伝子が損傷した細胞を取り除くことで、ガンの発生を未然に防ぐ
• 炎症がもたらす不快感によって、太陽光を浴び過ぎるのは体に良くないと知らせる
• 期待できる分野
• 炎症抑制剤の開発
• 日光に対して過敏に反応する全身性エリテマトーデスの治療薬

という事らしい。

皮膚が炎症を起こすのは、細胞が死んでいるかららしい。

1日中、海で泳いだりすると炎症を起こすがやはり日焼け止めなどを塗る必要があるのだろう。

体に悪いことには違いないので太陽光の浴びすぎには注意したいところ。


記事
日焼けの仕組みを科学的に解明 NationalGeographic


参照ページ
FromUltraviolet radiation damages self noncoding RNA and is detected by TLR3 Nature