記事によると
- 2012年2月12日アラブ連盟(22カ国・機構)がシリアに国連と同連盟の合同平和維持部隊をシリアに派遣するよう要請することを決定
- サウジアラビア サウド外相
- アラブ連盟がシリアの事態をこれ以上傍観するのは適切ではない
- シリアでの流血の事態を「受け入れることはムスリムとしてアラブとして不名誉なことだ」
- アラブ連盟はシリア問題の解決を目指して最前線で努力してきた
- 2011年12月アサド大統領も同意した計画を提案
- その後、同政権がこれを順守しているかどうか調べるために監視団を派遣
- しかし、同政権がこれを無視して虐殺を続けている
- 2012年1月監視団を戻した
- 連盟の決議の要求
- シリアでの即時停戦を求める
- 都市部や村に対する政府軍の包囲を解く
- 重火器部隊も撤退させる
- 2012年2月24日にチュニジアで計画されている「シリアの友」グループの会合を前に、シリアの反体制派が連帯すること
- 反政府勢力への政治的、物質的支援も望んでいる
- シリアとの全ての外交関係の停止、国民弾圧の責任者を国際刑事裁判にかけることを求めている
- 連盟が採択したが完全には履行されていない貿易制裁の強化も要求
- 連盟各国に駐在するシリア大使の国外退去も検討
- アルカイダのリーダーはシリアの「悪質でがんのような政権」の追放を要求
- イスラム過激派が平和な民主化要求で始まったあと流血の内紛に発展した反アサド大統領運動を利用しようとするのではないか、との不安が高まっている
- シリアの友
- 国連安保理決議案に拒否権を発動を受けて結成されたグループ
- 米国やその欧州の同盟国、アラブ諸国が含まれている
- 2012年2月12日ルー米大統領首席補佐官はテレビインタビューを受けて
- アサド政権の崩壊は時間の問題
- 「アサド政権の残忍さは受け入れられない。終結させなければならない」
- 米政府は可能な全ての手段を追求する
- 「この政権が終わりを迎えるのは明白だ。問題はそれがいつになるかだけだ」
シリアはイスラム教徒が90%いる。 (wikiより)
同胞を救う為に、アラブ連盟が手を尽くしているというのが建前か。
本音ではこれ以上イスラム国に欧米の干渉を受けたくないというところか。
アラブの事にアラブ連盟が解決できないと、自身の影響力が弱くなる。
欧米はシリアの虐殺を見過ごすと国内で政治力を疑われる為、何とかしたい。
両者の思惑が一致している今、シリアへの介入は時間の問題か?
WSJより |
もちろん武力弾圧自体が悪なので、その行為は正当化できないが、デモ主催者の意図を感じられる。
政権側は子供が居るからと弾圧の手を緩めることが無いのは明白。
むしろ子供への被害で海外の耳目を引き付けようという意図を感じられる。
また、まだ弾圧される前のデモに参加する子供のインタビューがテレビで流れていたが、祭りに参加するような気軽な感じで答えていた。
仮にデモ参加者が逃げ出すと、子供は蹴られ下敷きになる可能性が高い。
親は子供がデモに参加しないように言うべきだ。
記事
アラブ連盟、国連に対シリア平和維持部隊を要請 WSJ
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