キャッシュリッチな人には大きなチャンスがありそう。
記事によると
- 米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)が大規模な競売を実施
- ファニーメイは差し押さえ物件122,616件を保有
- 米連邦住宅金融庁(FHFA)が競売を承認
- 今回の競売は試験的に行われる
- 大量の不良債権の一括売却も含まれる予定
- 日程はまだ決まっていない
- 参加すると思われる団体個人
- 500万ドル以上の資産を有する企業やパートナーシップ、非営利団体
- 年収20万ドルを超える個人
- 年収30万ドルを上回る夫婦
- 100万ドル超の純資産を有する個人や夫婦
- 入札条件
- 競売物件はすぐに転売できない
- 一定期間(期間は未定)は物件を貸し出さなければならない
- 競売にかけられる予定の物件の多くには借りている人がいる
- 賃貸業参入をもくろむ初心者は賃貸業のプロと提携すればいい
- 融資制度を含むファニーメイのホームパスプログラムを利用すれば、個人投資家が1度に複数の物件を購入することも可能
- ファニーメイは落札者に融資を提供するかどうかはまだ発表していない (キャッシュを持たない人はどこかから借りてこないといけない)
- 対象物件
- 住宅バブル崩壊で最も痛手を受けた大都市圏のものになる予定
- 例えばアトランタやシカゴ、デトロイト、フォートローダーデール、ラスベガス、ロサンゼルスなど
- 全米住宅建設業協会(NAHB)のチーフエコノミスト、デビッド・クロウ氏によると
- 「価格が急落した地域は回復までに最も長い期間がかかるだろう」
- 投資をするなら財源以外にも長期間待てる余裕が必要
- 賃貸住宅市場は好調
- 賃貸物件の供給が需要に追いついていない状態で、賃貸料は上昇している
- 2009年以降、新しい世帯はほぼすべて賃貸物件に居住している
- 米国商工会議所のチーフエコノミスト、マーティン・レガリア氏によると
- 競売で賃貸物件の供給量が増えることで、賃料の上昇ペースが減速
- 場所によっては賃料が下がる可能性がある
- 借り手は下がった分の家賃を別の目的に消費できるようになる
- その為、一連の競売が成功すれば、経済全体にも好影響をもたらす
個人宅1件ごとの売却ではなく、ビルや地域一括のような売却方法のようです。
だから、個人での参加はやりにくい。
また、売却禁止期間を設けるようなので、借金をして購入する場合、賃料と利払いのバランスが悪いとまた、差し押さえられてしまいます。
そもそも、お金を借りることが出来るかが不明。
銀行も住宅バブルで痛手を被っているのでお金を貸しづらいし、ファンドだと利回りが悪いと貸してくれない。
そうするとキャッシュリッチなオイルマネーや中国マネー、海外の年金マネーが入って来るかも。
記事
【バロンズ】ファニーメイ初の大規模激安セール、米住宅市場占う試金石 WSJ
参照ページ
FHFA Announces Interested Investors May Pre-Qualify For REO Initiative FHFA
HomePath ファニーメイ
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