IBMのWatson |
- 2012年3月5日シティバンクが発表
- 「ワトソン」は個人向け営業部門に投入
- シティの顧客がお金をどう運用するかさまざまな形態について再検討して新たなデザインを提供
- IBMはこのワトソンから10億ドル(約808億円)の売上高を狙っている
ワトソンがクイズ番組で人間に勝ったからといって、どんな分野でもマルチに対応できるわけではない。
ようは、ワトソンに戦略を与える人次第。
その人の戦略次第で人間以上のパフォーマンスを上げることができるし、そうでない場合もある。
ただ、膨大なデータを検証する能力だけは確か。
それをうまく利用するつもりだろうが、場面場面で前提条件が異なる結果の集まりを処理することは大変。
この場合、2つの戦略が考えられる。
- 限られた場面でのみ有効なルールを見つけ、その時だけに投資する
- 大体うまくいくルールを見つけ、必ずヘッジを掛けて薄く儲ける。
シティは話題先行でお金を集めるつもりかもしれないし、本格的に人の変わりにワトソンを使用するつもりかもしれない。
昔も、こんな動きがあったけどみんな頓挫したけどね。
ちなみにワトソンについての過去のブログはこちら。
記事
シティ・グループに大型新人―スパコン・ワトソンで人いらず WSJ
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