2ヶ月前のデータにどれ程の意味があるか分かりませんが、日本以外の事情に詳しくない方には参考になると思います。
記事によると
景気先行指数 (OECDより,クリックで拡大) |
- 2012年3月12日OECDが1月の景気先行指数で先進国経済で好転の兆し、中国は減速感と発表
- 先行指数について
- 加盟国34ヶ国
- 1月は100.9 (12月は100.5)
- 3カ月連続で上昇
- アメリカ
- 1月は102.5 (12月は101.8)
- 4ヶ月連続で上昇
- 日本
- 1月は102.6 (12月は102.1)
- 今まで牽引していた中国は低下
- 新興国では
- ブラジルは低下
- インド、ロシアは上昇
- 加盟国全体としても「景気先行指数は、経済の継続的改善を指し示すものとなっている」
- 加盟国全体の2011年10-12月期のGDPは前期比と比べ0.1%増、前年比は鈍化。
- OECDは「中国とブラジルの指数について、両国の平均的成長率を下回る経済成長が続くことを示している」と判断
- OECDの景気先行指数は、過去の広範なデータを取り込み、景気の「拡大」と「減速」の転換点をいち早く示すよう設計されている
- 先週発表されたJPモルガンの世界全業種生産指数は4カ月連続で上昇し、1年ぶりの高水準に達した
海外でも日本の復興需要に期待しているようです。
アメリカの景気も改善してきているようですし、疑心暗鬼ながら世界景気が改善していくかもしれません。
しかし、中国の住宅バブル崩壊、ギリシャ国民の反旗、イラクの強攻策、シリアの動乱など不安定要素はまだまだある。
どうなるか注意深く見守る必要があります。
記事
OECDの景気先行指数で、先進国経済に好転の兆し-日米がけん引 WSJ
参照ページ
Composite Leading Indicators (CLIs), OECD, March 2012 OECD
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