厳しい就職状況の中で更に厳しい女子学生の問題点を記事では指摘しています。
記事によると
- 2012年3月16日文部科学省が大学生の就職状況調査を発表 (どうやら厚生労働省の間違いらしい)
- 今春卒業の大学4年女子の内定率は80.3%(2012年2月1日時点)
- 前年同時期は75.7%
- 過去3番目の低い水準
- 女子大生が苦戦する理由
- 希望職種が偏っている
- 人気の高い金融機関の募集人数が激減し、競争率が上がっている
- 三井住友銀行の場合、2012年は200人。 (2009年は1000人以上)
- 一般職の募集が年々減っている
- 女子学生のブランド企業志向は変わっていない為、ミスマッチが起きている
- 親世代が有名女子大に入りさえすれば、推薦で有名企業の一般職に入れると信じている
- 男子と女子の内定率が拮抗してきている
- 「卒業が迫り、女子学生が一般職から人気の低い営業などの総合職に流れ始めた」(人材コンサルタント)
- 総合職希望の女学生の実体験
- ある中堅鉄鋼メーカーの例
- 「総合職ですか。受験してもいいけど、うちには女性の総合職なんていないですよ」と冷たい返事
- エントリーシートを送ったが、その後は連絡が途切れた
- ある「女子学生も歓迎です」という大手損害保険会社の例
- 「OB訪問に行ったんです。はっきり『女は取らない』と言われました」
- 企業の本音
- ある素材メーカー
- 「今年春に採用する女子学生も、10年後には育児や介護の制度を使って休職や時短勤務になっている可能性が高い。採用を絞り込んでいるので、戦力がそろわないのは正直痛いんですよ」
- 東証一部上場の大手自動車部品メーカー
- 「極端な話、男性だったら明日にでも海外転勤しろと言えます。でも女性の場合はどうしても慎重になる」
- 「中国や韓国など酒席が多い地域に送り込む場合もためらってしまう」
- 大手運送会社
- 「はっきり言って面接や筆記試験などの成績を見れば、女子学生の方が圧倒的に優秀。うちの場合は上位8割が女性です」
女子学生には厳しい状況があるようです。
女性は体の性質上、出産など男性に比べて不利な点があるのも事実。
また、一般職を希望している人が多く、専門職が少ないことも事実。
大学に入学した時から就職活動の為に、インターンなりアルバイトなり希望する企業に接触するか専門的な技術を身につけるしかないのかもしれない。
でも需要の少ない専門的技術だと更に競争が激しくなるから注意。
記事
「女子学生は就職に不利」企業の言い分+ 日経新聞
参照ページ
平成23年度「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」 厚生労働省
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