2012年3月2日金曜日

睡眠薬の通常服用でも死亡リスクが高かったという調査結果。

睡眠薬は縁がありませんが、最近は医療用成分でも薬局で買えるようになっています。
なのでちょっと気になる記事。

記事によると
  • 睡眠薬を服用する人は、服用しない人と比較して数年以内に死亡する確率が高い
    • 対象・期間
      • 睡眠薬の処方を新たに受けたか、既に受けている1万531人と、睡眠薬を服用していない2万3676人
      • 平均的な追跡調査期間が約2.5年
    • 調査結果
      • 死亡リスクは、1年間の処方量が多い人ほど高い
      • 1年間に132服を超える処方を受けていた人はリスクが5.3倍
      • 1年間にたとえ18服以下しか処方を受けていない人でもリスクは3.6倍
    • 「関連性が見つかったからといって、(睡眠薬が)死亡原因というわけではない」
    • 睡眠薬を服用していた人が、病気や、その他の死亡確率を高める可能性のある健康上の潜在的問題を抱えていた可能性もある
という事らしい。

死亡する原因まで突き止めているわけではないので、明確な因果関係は不明という事らしい。

M.Jのように睡眠薬を通り越して、鎮痛剤プロポフォールを服用するようになるとやばいのは誰でもわかるし、睡眠薬中毒になるとやばいことも分かる。

ただ、通常の服用でもリスクが高かったということが気になる。

記事

睡眠薬と死亡確率に関連性 ただし因果関係は不明=米調査 WSJ


参照ページ
Hypnotics' association with mortality or cancer: a matched cohort study BMJ OPEN

0 件のコメント:

コメントを投稿