2012年2月2日木曜日

米国でシェールガスの生産が本格化しなかったら、計画停電がされていたかも?

去年の夏に停電が起こらなかったのは節電のお陰だけではなかったようです。

記事によると
  • 2011年のLNG輸入量は過去最高 (前年比12%増 7,853万トン)
  • LNG火力発電
    • 通常は稼働率が半分程度
    • 原発停止の為、フル稼働
  • 2011年12月の電源別の発受電電力量
    • 原発:55億5109万KW/H (前年比75.5%減,171億0642万KW/H減計算)
    • 火力:604億2423万KW/H (前年比41.7%増,177億8187万KW/H増計算)
  • 2011年12月のLNG消費量は単月で過去最高 (498万1194万トン)
  • 東電のLNG輸入量は年間ベースで約1,000万トン増加
    その半分がカタールからの調達分とみられる
  • カタールのLNG
    • 生産能力
      • 3,000万トン (2008年末)
      • 7,700万トン (2010年12月)
    • 想定していた顧客
      • 6-8割を日本・韓国・欧州向けに長期契約
      • 残りを主にアメリカ向けスポット
  • アメリカでシェールガスの生産が本格化し、2,000万トンの供給先が無くなった
  • その分を日本が買った
ということらしい。

アメリカでシェールガスの生産が本格化しなかったら、計画停電がされていたかもしれない。

記事
米シェールガスが日本経済に思わぬ恩恵、余剰LNGで停電回避 REUTERS


参照ページ
発受電速報 電気事業連合会

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