インナーイヤー型だと耳珠が痛くなる。
耳掛け方だと耳の裏が痛くなり、酷い場合、血が滲む。
ヘッドバンド型だと、頭が大きい為、耳全体が締め付けられ痛くなる。
記事は、ヘッドフォンをして仕事の効率が上がるかについての説明。
記事によると
- 音楽を聴くことで集中力が高まるという考えの根拠となる研究はほとんどない (MITマクガバン脳研究所ロバート・デシモン氏)
- 歌詞のある音楽を聴くことと、集中力テストの低い点数の間に関連性がある
- 研究対象
- 台湾の102人の大学生
- 雑誌「Work」に2012年初頭に掲載
- ヒップホップを聴きながら読解力テストを行うと、点数が著しく悪くなる
- 研究対象
- 成人133人
- 雑誌「Journal of the Scholarship of Teaching and Learning」に2010年掲載
- 音楽に対して強く好き嫌いの感情を抱いている人は自然と音楽に注意が向き、集中力が落ちる
- 研究機関
- 台湾の輔仁カトリック大学
- 研究対象
- 19~28歳の学生89人
- 研究結果
- 最も点数が低かった人
- 音楽が好きという強い感情を持った人が音楽が流れる場所でテスト
- 音楽が嫌いという強い感情を持った人が音楽が流れる場所でテスト
- 上記以外のグループ
- 音楽に対して良くも悪くも強い感情を持っていない人が音楽が流れる場所でテスト
- まったく音楽が流れない場所でテスト
- 会社で書類の読み書きをする場合に歌詞付きの曲を聴くのは効率的ではない (神経科学者)
- 読んだり書いたりする際に歌詞付きの曲を聴いていると注意力散漫になり得る
- 脳の言語をつかさどる領域に過度に負荷をかける為
- 脳の司令センターである前頭前野は、仕事に集中するため、耳につく歌詞といった強い刺激の言語情報を処理しないよう自らを強いなければならない
- 不要な情報を遮断するための認識力が必要になればなるほど、目の前の仕事をこなすために必要な認識力が残り少なくなる
- 邪魔者と戦いながら集中を試みる時間が長くなればなるほど、仕事量が落ちていく可能性がある
- 音楽に対する反応には個人差がある
- 一部の人にとっては、歌詞のない慣れ親しんだ曲は、同僚らの大声を遮断する雑音ブロッカーとして有効な場合もある
- ヘッドフォンはオフィスの雑音を最大4分の3まで遮断することが可能 (ミネソタ州ミネアポリスにある建築デザイン、研究および検査などを手掛けるオーフィールド研究所の所長、スティーブン・オーフィールド氏)
- ヘッドフォンを外すと耳が慣れるまで、「数分間はすべての音がかなり大きく聞こえる」
- ヘッドフォンはオフィス内では高周波の人の声や他の雑音を遮断する一助となる
- ミシシッピ州ジャクソンで設備管理のコンサルタント業務を行っているデービッド・レイノルズ氏
どうやら学術的には歌詞のある曲は集中力を削ぐか脳の疲労を招くようです。
また、ヘッドフォンをすると社内でコミュニケーションに問題が発生する可能性があるようです。
確かに、声を掛けても返事もしない、電話にも出ないとなると嫌われるか上司に注意されそう。
私の場合は休日出勤したときなどよくヘッドフォンをして仕事をしていました。
集中しだすと曲が聞こえなくなり、気が付いたらアルバム1枚終わっていた事などよくありました。
曲を聴かないのなら意味が無いと言われそうですが、集中する為の私のルーチンだったので一応意味はありました。
記事
勤務中のヘッドフォンは本当に仕事の効率を上げるか? WSJ
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