2012年5月18日金曜日

バフェット爺さんがまた新聞社を買った。

以前、バフェット爺さんの地元のオマハ・ワールド・ヘラルドの買収が報じられた。
今度は、一気に63の地方紙買収。


記事によると

  • 2012年5月17日 バークシャー・ハザウェイはメディア大手メディア・ゼネラルから合計63の地方紙を1億4200万ドル(約113億円)で買収することで合意
    • 合意内容
      • メディア・ゼネラルから合計63の地方紙を1億4200万ドル(約113億円)で買収
      • 2013年3月に返済期限が到来するメディア・ゼネラルの債務借り換えのため、最大4億ドルを融資
      • メディア・ゼネラル株式19.9%を購入できる新株引き受け権(ワラント)を受け取る
      • リッチモンド・タイムズ・ディスパッチ(バージニア州)やウィンストン・サレム・ジャーナル(ノースカロライナ州) など、メディア・ゼネラルが所有しているバージニア、ノースカロライナ、サウスカロライナ、アラバマの各州の日刊紙と週刊紙、及びそれらの新聞のウェブサイトと出版事業を買収
      • タンパ・トリビューンなどフロリダ州タンパの新聞は除外
    • メディア・ゼネラルは3ヶ月ほど前に新聞事業からの撤退を表明していた
という事らしい。

以前の地元紙の買収の際は、地元貢献の為と言われていたがどうやら本気で地方紙を買っているようです。

バフェット爺さんは地域コミュニティの可能性を信じているのかもしれません。

世の中はSNSでのコミュニティばかりフューチャーしていますが、やはり現実世界のコミュニティが無くなったり、弱くなることは無いと思っているかもしれません。

アメリカの新聞社では記者が削減されて、長期間にわたる取材記事やこだわりの記事が書けないという話しを聞いたことがありますが、地域の話題の記事であればそんなに経費をかけることなく書くことが出来る。

地域密着の記事を書いていけば、ペイできると考えているのかもしれません。


記事
バフェット氏、63の米地方紙を買収 WSJ

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