記事によると
- コーヒーを飲む人々が飲まない人と比較して調査期間中に死亡するリスクは若干低い
- 調査機関
- 国立癌研究所(NCI) ニール・フリードマン博士ら
- 調査対象
- AARP(旧全米退職者協会)のメンバー 40万2260人
- 調査方法
- 1995~96年コーヒー消費に関する質問を含むアンケートを行った
- 1995~2008年に死亡した原因と時期を正確に示す記録を利用して調査
- 調査結果
- 1日にコーヒーを6杯以上飲んでいた人は全く飲まなかった人々と比較して
- 男性はリスクが10%低い
- 女性はリスクが15%低い
- このトレンドは心臓病や糖尿病、脳卒中といった多くの主な死因に加え、けがや事故による死因とも一貫していた
- 癌についてはコーヒーを飲むことによる利点は示されなかった
- コーヒーを飲む人々は、喫煙などをしない人と比べると死亡リスクが高い傾向
- 調査の問題点
- コーヒー中の何かが健康に良い影響を与えるにしてもそれが何かは明らかになっていない
- どういった種類のコーヒーを飲んでいたかに関する情報は含まれていない
- コーヒーの習慣について情報を1回しか得ていない
- 習慣を変更している可能性がある
- 調査開始時点で癌や心疾患にかかっていた人々は除いた
- 健康状態がすぐれない人々はコーヒーを控える可能性もある
この調査は綿密とは言えず、あくまでも傾向があるかもしれないといった程度。
コーヒーのどの成分が健康に良いかがわからないとなんともいえない。
記事
コーヒーは長寿に関連している可能性も=研究 WSJ
参照ページ
コーヒー摂取と全死亡および死因別死亡との関連 The New England Journal of Medicine 日本版
0 件のコメント:
コメントを投稿