2012年5月15日火曜日

独裁国家ではクロスワードパズルの言葉にも気を使わないといけないのか。

無作為の文字列から勝手に有意な意味を見出し、騒ぐ人はどこにでもいる。


記事によると

  • ベネズエラの新聞のクロスワードパズルにチャベス大統領の弟の暗殺する計画が暗号化されていると指摘された
    • 2012年5月11日パズル制作者ネプタリ・セゴビア氏が情報当局者に事情説明
      • 「文化・教育目的のためだけにパズルを作成している」
      • 隠された暗号などない
      • 過去17年間にわたりクロスワードパズルを作成している
    • メディア評論家ペレス・ピレラ氏が指摘
      • 数学者や心理学者などがパズルを調べた結果、暗殺計画のメッセージが隠されていたと主張
      • 暗殺計画の根拠は以下の言葉が含まれていた
        • 大統領の弟の名前である「Adan」
        • 殺害を意味する「asesinen」
    • ピレラ氏はテレビ番組でチャベス大統領の反対勢力を批判することで知られている
という事らしい。

こんな根拠で暗殺計画だと騒いだら日本では笑われ、頭がおかしいのではないかと疑われる。
しかし、ベネズエラではそうではないらしい。

情報当局者も一応、事情を聴取したようだけど巻き込まれた人達は全くの迷惑。

これがエスカレートして言論統制なんて事にならなければいいけど。


記事
クロスワードに「大統領弟暗殺の暗号」、ベネズエラで物議 RETUERS

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