2012年5月10日木曜日

自己開示する人の中には脳内で快楽を感じている人もいるようです。

Blogなどで自己開示を書いている人はドーパミンで快感を得ているのかもしれないという記事。


記事によると

  • 自分について話すことは食べ物やお金で感じるのと同じ「喜びの感覚」を脳のなかに呼び起こす
    • 研究機関
      • ハーバード大学の神経科学者ら
    • 実験対象
      • 大学近くに住む数十人の米国人
    • 実験内容
      • 他人に関する質問に答えることを志願者が選んだ場合、上限の4セントまで段階的に設けられた基準に応じて、志願者にお金を支払う
      • 自分の趣味などを話しても良いがお金は支払われない
    • 実験結果
      • 本来得られるであろう金額の17~25%を進んであきらめ、自分について話すことを選んだ
  • 日常会話の約40%は、自分が何を感じ、どう考えたかを他人に話すことで占められている
  • セルフディスクロージャーを行うと中脳辺縁系ドーパミン経路に関わる脳の領域の活動が高くなる
    • 食べ物やお金、セックスなどで得られる満足感や快感と関係している部分
という事らしい。

アメリカ人の日常の会話の40%は自分の事を話すようです。
会話相手もいることから、80%はお互いの事を話し合っているという事なるのでしょうか。

日本だと自分のことしか話さない人は嫌われそうだけど。

肝心の記事の研究では、金銭的欲求より自己開示を選択する人が少なからずいるという話と自己開示すると快感を得られる人がいるという話。


Blogをやっている人全てが、そうだとは思わないが少なくともそういう人がいるようです。
そうすると快楽経路が定着して、自己開示がやめられなくなりそう。

記事
脳科学で解明、人が自分について語りたがるわけ─氾濫するSNS WSJ

0 件のコメント:

コメントを投稿