2012年5月15日火曜日

ギリシャのEU離脱に関するユンケル議長の反応。

ギリシャのEU離脱が話題になっている。

ユンケル議長の反応の記事。


記事によると

  • 2012年5月14日ユーロ圏財務相会合のユンケル議長はギリシャについて発言
    • ユーロ離脱を強く否定
    • ギリシャに救済プログラムを受ける条件としてEUとIMFと合意した緊縮財政の合意を求める
    • 新政権が合意を尊重する姿勢を示した場合には、条件の一部緩和に応じる可能性がある
      • EU当局者は再交渉に応じる余地はほとんど無いと考えている
      • ユンケル議長は「(ギリシャが目標を達成する)期間の延長に関する議論を行う可能性」を示唆
    • 「きょうの会合では、ギリシャの離脱は議論にならなかった。誰一人としてその話を持ち出しはしなかった。しかし、ギリシャ国民は合意したプログラムを実施しなくてはならないことを認識する必要がある」
      • ギリシャの新政権ができていない為、方針転換は起きていないとの認識
  • スペインの銀行についても言及
    • ユーロ圏財務相会合で
      • スペインの銀行セクターにおける資本再編努力を歓迎
      • スペイン政府は外部による評価(ストレスチェックのようなものか)を迅速に行うことを求めた

という事らしい。

ユンケル議長はギリシャに約束を守れと求めている。
そうすれば支払いを期間の延長に応じても良いとの考え。

なんか普通の銀行と同じような考え方。
債務の減免には応じられないけど、支払い期間の延長には相談に乗りましょう。
でも、利払いは増えますよ。

利払いの増加までは言及していないけど、期間が長くなれば利払いが増えるのは常識。

どちらにしてもギリシャの新政権の対応待ち。


記事
ユーログループ議長、ギリシャのユーロ圏離脱を強く否定 REUTERS

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