記事によると
- 飛行機事故に付いて
- 2012年5月9日 ロシア製の新型「スホイ・スーパージェット100」がデモ飛行中にインドネシア山間部で消息を絶った
- 乗客は
- ロシア人乗員8人
- インドネシアの航空会社幹部ら50人
- それぞれの反応
- インドネシア政府
- 同機はサラク山(西ジャワ州の休火山)で「墜落したようだ」 ( 国家遭難救助庁ダリアトモ氏)
- 「事故原因はまだ分かっていない」 ( インドネシア運輸省報道官)
- 販売会社 (スーパージェット・インターナショナル)
- レーダーから機体が消える前に乗員は不具合を伝えてきていない
- 機体は飛行前のチェックで「技術的に適切な状態」
- スホイ・スーパージェット100について
- ソ連崩壊後の最初の完全なロシア設計機
- フィンメカニカや仏サフランなど外国の支援を受けて設計・開発
- エアバスA380スーパージャンボなどに使われているのと同様の西側の最新部品が投入されている
- 同機にはソ連崩壊後に落ち込んだロシアの民間航空機産業の再生をもたらすと期待している
- 加ボンバルディアとブラジルのエンブラエルが支配している小型旅客機市場に参入する為の機体
- 2012年3月には欧州航空安全局(EASA)から商業フライトの認証を得ている
- メキシコのインタージェットは今春から15機の引き渡しを受けることになっている
- 同機は6カ国でデモ飛行する予定の4カ国目
スホイスーパージェット100 (wikiより) |
という事らしい。
ロシアはエネルギー輸出に頼った経済をなんとしても変えたいと考えている。
2010年ロシア輸出品目内訳 (JETROデータ加工) |
その為、自動車産業を国内に誘致したり、日本にはエネルギーを提供する変わりにロシア国内に企業に進出してもらいたいと考えてもいる。
そして、この中型機は有望な輸出品目と考えていた。
これが機体の構造上の問題だと輸出戦略に支障が出てくる。
プーチンにとっても痛い問題。
日本にとっては、MRJの競合相手。
また、これが構造上の問題で輸出戦略に支障が出ると新たな産業を生み出す為に日本に協力を願いたいという展開になるかもしれない。
北方領土問題も動き出しそうだし、日本にとっては1つの交渉材料になるかもしれない。
記事
ロシア製新型旅客機、デモ飛行中にインドネシアで消息絶つ WSJ
参照ページ
ロシア輸出統計(品目別) JETRO
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