記事によると
- 育児休暇を男性が取ったとしても、女性よりは育児に当てる時間が少ない
- バージニア大学教授のスティーブン・ローズ氏とコネティカット大学准教授のクリストファー・ローズ氏が調査
- ジャーナル・オブ・ソーシャル・エボルーショナリー・アンド・カルチュラル・サイコロジー誌の1月号に掲載
- 調査対象
- 異性と結婚し、2歳未満の子どもを持つ、終身在職権のある教授
- みな育児休暇を取得することが可能
- 子どもの世話について、自分が配偶者と比べてどうか25項目について質問
- おむつの交換
- 病院に連れて行くこと
- 食べさせること
- 仕事を休んで子どものために家にいること
- 入浴させることなど
- 調査結果
- 育児を分担について
- 過半数が、男性と女性は育児を分担すべきだと考えていた
- 特に女性でこの傾向が強かった
- 子どもの世話を半分ないし半分以上しているか
- 男性109人のうち3人
- 女性は73人のうち70人が、夫婦ともフルタイムで働いている場合であっても、少なくとも半分の仕事をしている
- 有給育児休暇について
- 男性は、研究や論文発表など育児以外のことに使っていた
- 女性は休暇の大半を授乳などの育児に充てていた
- 女性は子どもの世話を男性よりも楽しんでいた
- 結論
- 「男性の取得が大幅に増えると(職場での)男女平等が進むどころか、男女差のない育児休暇のおかげでさらに男性が有利になる」
男性は育児休暇をとっても仕事に使うことが多いので、女性より有利という話らしい。
男女平等を叫ばれるアメリカの知識層でさえ、子育ては平等ではないらしい。
記事
育児休暇、男性の取得増えれば女性不利に? WSJ
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