まだまだこの分野の研究が充実していないので、これからいろんなレポートが出てくると思うが、今は参考程度に見ておけばいいと思います。
記事では
- 調査結果
- 電子機器を使用している時間は1日平均6.9時間
- 直接人と接している時間は1日平均2.1時間
- 電子機器を使用して同時に複数の行為を頻繁に行ったり、画面に長時間向かっている子供は、情緒的・社会的健康状態が芳しくないことが判明
- 社会的自信があまりない
- 普通であると感じられない
- 親から見て悪影響を及ぼすとみられるような友達が多い
- 睡眠時間が少ない
- ネットやテレビで漫然と映像を視聴する行為も、ネガティブな健康指標と強い関連性がある事が判明
- 対面式のコミュニケーションが多い
- 睡眠時間が長い
- 社会的自信にあふれている
- 親から見て悪影響を及ぼすとみられるような友達が少ない
- 電子機器の使用頻度が高くても、社会的・情緒的健康状態が良好
- 常にスマートフォンの画面を見つめている友人や親に囲まれて育った子供は感受性が乏しい傾向がある
- 子供は相手の顔を見て感情を判断することを学び、それによって社会的な自信をつけていく為、これらの傾向がある (推定)
- ビデオ電話は、ウェブの閲覧など別の行為をしながらすることが多いため、直接会話するときと同じ効果は得られない (推定)
- 不明な点
- 電子機器の複数同時操作と情緒的健康の悪化の因果関係は証明できなかった
- どのくらいの時間人と直接接するのがいいのかや、電子機器の複数同時操作をどの程度行うと有害なのかも特定できなかった
- 調査内容
- スタンフォード大学調査
- 対象:3,361人
- 女性
- 8~12歳
- 小学生女児向けの雑誌『ディスカバリーガールズ』の購読者 電子機器の使用習慣と社会的・情緒的状態を調査
- オンライン上でアンケート
- アンケート内容
- 動画の視聴、電子メールやチャット、ビデオゲームなどに費やしている時間
- どのくらいの頻度で2つ以上の行為を同時に行っているか
- 友人や親、兄弟姉妹とどのくらいの時間面と向かって会話しているか質問
それ自体は良いと思うのだが、それに伴い子供がデジタルだけで良い、デジタルの方が良いと考え、人と直接触れ合う機会が減ってくるといろいろ問題点が出そう。
ケンカで手加減が出来ず大怪我をさせたり、相手との事を考えられずコミュニケーションがうまく出来なくなったり、他人は他人、自分は自分と共感力が低い人間になったりしないか心配。
でも、団体スポーツやサークルに所属していれば、そんな心配も無いか。
記事
電子機器の使用頻度高い子供ほど感情を読むのが苦手=米調査 WSJ
参照ページ
Discovery Girls
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