2012年2月6日月曜日

Amazon包囲網ができるか?

作者の囲い込み戦略がアメリカで起きている。
記事では
  • Amazon
    • Kindle向けの独占タイトルが増えている
    • 出版社を買収している
    • 大物出版エージェントを獲得している
    • リアル店舗にもAmazon傘下の出版社が発行した書籍が並んでいる
  • Barnes & Noble
    • 全米で700以上の書店を運営する米国一の書籍チェーン
    • Amazon、傘下の出版社の書籍を販売しない方針
    • 利益率が高いAmazonの電子書籍はオンラインストアで販売する
    • 独占コンテンツは「アマゾンのやりかたは業界全体をむしばむもので、多くの消費者がコンテンツにアクセスできないようにしている」と主張
  • Books-A-Million
    • 全米31州に200以上の店舗を運営する全米2位の書籍小売大手
    • Amazonが出版している書籍を在庫しないと正式に表明
  • 電子書籍は Kindle 限定、書籍はどの本屋でも売れる......と思い描いていた出版社やエージェントは、アマゾンとの契約を見直すかもしれない
との事。

作家や読者にとっては販路は広いほうが良い。
小売店にとっては独占したほうが良い。

つまり、独占は小売店の論理。
最近Appleもそんな動きを始めている。

Amazonが独善的な動きを始めるとAmazon包囲網が作られるかもしれない。

記事
Books-A-Million、自社店舗でAmazonの書籍取扱停止を宣言 Yahooニュース
B&N、書店でアマゾン書籍の取り扱いを中止へ Yahooニュース


参照ページ
Barnes & Noble
Books-A-Million

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