記事によると
- 花粉症の治療にはアレルゲンがコーティングされた皮膚用のパッチが便利で有効
- 研究内容
- 花粉症の既往症を持つ132人の患者を対象
- 偽薬(プラシーボ)、低濃度パッチ、中濃度パッチ、高濃度パッチの4グループに分けた
- 2008年の花粉症シーズン前に、芝生のアレルゲンをコーティングしたパッチ治療を開始
- 1週間に1度パッチを取り換え、6週間継続
- 結果
- すべての患者が季節性花粉症の症状の改善
- 1年後
- 高濃度パッチグループ:強い症状の改善
- 中濃度パッチグループ:若干の症状の改善
- 低濃度パッチグループ:症状の改善がみられなかった
- 約8%の患者がアレルギー症状を発症
- かゆみや湿疹など軽い副作用
全ての患者に症状の改善があったという事はプラシーボグループにもあったという事。
気持ちの持ちようで、花粉症も改善されるのだろうか?
ところで、これは医薬品なので日本で使用されるには、日本での臨床試験が必要。
だから、日本に入ってくるとしても何年も先の話。
でも、やっていることは免疫機能の過剰反応を慣れさせるという方法。
似たような薬は日本でもありそう。
ちなみに私は花粉症になったことが無いので、その辛さは分かりかねます。
記事
花粉症には皮膚に貼るだけのパッチが有効=米アレルギー・アカデミー WSJ
参照ページ
journal of allergy and clinical immunology
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