トレーダーだけでなく、その他の職業でも同じことが言えるはず。
記事によると
- 今までに分かっていること
- 株に投資するか否かの個人差の29%はDNAで決まること
- プロのトレーダーが取るリスクの個人差の約25%は遺伝で決まる
- テストステロンの水準とリスクテイクに相関性がある
- テストステロンが多いほど取るリスクが高い
- 朝のホルモンの水準が高い男性ほど多くの利益を上げる (ロンドンのトレーダーは)
- ドーパミンが、リスクと報酬に絡んだ決定に貢献している
- クレアモント大学大学院の神経経済学者、スティーブ・サプラ、ポール・ザックの研究
- 調査対象
- ウォール街の大手企業5社で働くトレーダー60人 (2008年採取)
- その5社のうち、事業を継続しているのは3社
- 脳の神経伝達物質ドーパミンの活動に影響を与えるとされる少数の遺伝子に注目
- 調査結果
- 成功したトレーダーは、ドーパミン活性のスイート・スポット(芯)をとらえる傾向
- 成功の定義はウォール街での寿命
- 成功したトレーダーは、いわゆる「ゴルディロックス遺伝子」を持つ
- ドーパミンの分泌が中央で安定している確率がずっと高い
- ドーパミン分泌レベルが極端に高い、あるいは低い状態を経験しない
つまり、熱くなりすぎて自分を失わない人やリスクを取るが程ほどのところで引き上げる人が成功するということか。
言われればその通りだが、実践はなかなか難しい。
記事
トレーダーの成功はドーパミンが決める=研究 WSJ
参照ページ
CGU researchers identify genes that predict the success of Wall Street traders Claremont Graduate University
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