2012年6月27日水曜日

小沢夫人の手紙は偽物か?

小沢一郎夫人の手紙騒動が盛り上げってきました。


記事によると

  • YOMIURI ONLINEの2012年6月23日の記事内容
    • 手紙の内容は週刊文春と同じ
    • 読売新聞も写しを入手
    • 夫人の関係者は、筆跡が真正のものと証言
    • 「手紙は本人の字ではない。放射能を恐れて逃げたという事実はない。どこにどう逃げたのか、こちらが聞きたい。どこにも逃げていないことは証明できる」
      (小沢事務所)
  • 日刊ゲンダイの6月27日の記事内容
    • 夫人の手紙とされるコピーが出回っている
      • 週刊文春掲載後、マスコミ各社に出回った
      • 2012年6月21日頃から与野党の国会議員事務所に差出人不明で届いた
      • 小沢の全国の支持者の自宅にまで送られた
      • 組織的に行っている
        • 11枚もの手紙を大量にコピーし、封筒に入れ、複数の郵便局の「消印」で大人数に送りつけている
    • 消費増税法案の採決を控えた“小沢潰し”を狙っている
    • 手紙のおかしな点
      • 筆跡が本人のものではない疑い
        • 民主党参院議員 有田芳生氏が夫人と親しい女性からはがきを入手し、筆跡を比べた
        • 相違点
          • 〈和〉の「のぎへん」のハネが違う
          • 〈し〉や〈た〉の文字は筆跡がう
      • 手紙の本文では〈小沢〉なのに、最後の署名だけ〈小澤〉になっている
      • 句点や読点がまったくなく、手紙らしくない
      • 11枚の長文なのに、書き損じが1カ所もない
      • 京都から出馬という話は一部マスコミの誤報
      • 〈3月25日に旅行カバンを持って逃げ出した〉とあるが、「小沢さんは東京にいましたし、離れて住んでいる夫人にわかるはずがない」
        (有田氏)
      • 和子夫人は「こういう長文の手紙を書く人ではない」
        (30年近く夫人を知る関係者)
    • 手紙の真贋はわからない
  • 週刊ポスト2012年7月6日号の記事内容
    • 手紙の文字は乱れている
      • 夫人は達筆
    • 夫人が慰謝料の協議を申し入れたことは事実
    • 週刊文春の発売2週間ほど前から「いよいよ小沢を潰す時がきた。息の根を止めるものすごい情報が近く報道される」と政界関係者が触れ回っていた
    • 後援会の人間なら内容がでたらめがほとんどだとわかる
    • 夫人と次男が小沢一郎に反旗を翻した事は事実
    • 新聞、テレビニュース、ワイドショー、果ては国会での野党質問にまで「和子の手紙」は利用され尽くしている
という事らしい。

読売新聞と週刊文春は反小沢基調。
日刊ゲンダイと週間ポストは親小沢基調。

有田氏の反論は不十分なところがある。
たった1枚の手紙と比較している。
その手紙がいつ書かれたものかわからないし、比較対象としては不十分。

また、長文なのに書き損じがないという事は、複数の後援者に送っている事から原文があると考えられ、それを見ながら書いたとしたら問題は無い。

週間ポストが手紙がメディアに利用されつくしているとあるが、ほとんど報道されていないのにその主張はおかしい。

しかしながら総合的に判断するとどうも手紙は怪しくなってきた。

小沢一郎に隠し子が入るのは間違いないだろうし、夫人が離婚したがっているのも事実らしい。

それを利用しようとする勢力がいるのかもしれない。

引き続き経過を見守りたい。


記事
小沢氏は「放射能怖くて逃げた」…妻の告発手紙 YOMIURI ONLINE
やはり謀略なのか 紙爆弾小沢夫人「離縁状」の怪しい中身 日刊ゲンダイ
小沢氏後援会幹部 和子夫人や次男出馬で骨肉紛争勃発を危惧 ZAKZAK

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