記事によると
- ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン氏(wiki)の著作『Thinking Fast and Slow』に書かれた運についての記述
- 「すべての成功例で運は大きな役割を果たす。それはたいてい、わかりやすい小さな変化として表れ、それがなければ特筆すべき実績も平凡な結果に終わらせてしまうかもしれないものだ」
- 成功=運+才能
- 偉大な成功=あと少しの才能+多くの幸運
- 筆者の考え
- 道理に適った成功=幸運+準備
- 「勤勉は幸運の母である」 (ベンジャミン・フランクリン)
- 「幸運は常に準備された人にのみ訪れる」 (ルイ・パスツール)
- 筆者の経験
- ニューヨークの大きな銀行で一番底辺のアシスタントの仕事に就いた
- 広い100人もの従業員がいるフロアである女性の前の席になった
- その女性がセサミストリートの製作会社に転職
- その女性に仕事の話を聞こうと電話をかけたら、秘書に雇ってもらえた
- 私を雇った上司がほどなくして解雇され、彼女の仕事の重要な部分を引き受けることができた
- 筆者の夫の体験
- 雑誌「ニューヨーク・マガジン」の編集長の職を解かれた
- 10年も前に会っただけのエージェントから執筆の話が来た
- 小説を出版
- ラジオ番組でその出版のインタビューを受けるのを待っていた際、全国向けに週1回放送されている芸術と文化に関する番組を制作の求人広告を発見
- 「スタジオ360」という番組を夫はほぼ13年後の今もまだ司会者として続けている
人生は様々な分岐の繰り返し。
どの選択が最良なのかはわからないし、どういう結果になるかも確定していない。
例え最善と思われる選択肢を選び続けても、その先に思わぬ不幸があるかもしれない。
諺には「万事塞翁が馬」というのがある。
何がよい事に結びついて、悪い事に結びつくかはわからない。
全ては結果論に過ぎない。
だけど少しでも最良の選択肢を選んで、成功する為に何らかの事をした方が良い。
それが義務教育であったり、人付き合いであると思う。
また、何を成功とするか考えないと成功したと思えないだろう。
そして、それに向けてどうするか考えないと全ては運任せになってしまう。
まぁ、そういう人生も気楽で良いかもしれない。
記事
「運が良い」から成功した? WSJ
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