2012年6月11日月曜日

アメリカで青少年の糖尿病が増えているらしい。

アメリカで1,2型の糖尿病が増えているらしい。

1,2型両方とも8年間で20%強も。


記事によると

  • アメリカで青少年の糖尿病が増えている
    • 調査機関
      • 米疾病対策センター(CDC)と国立衛生研究所(NIH)が資金を提供

    • 調査対象
      • 全米5州の総合病院・医療センターの20歳以下の青少年2万人のデータ
      • 2009年までの8年間
    • 調査結果
      • 1型糖尿病患者:23%増
        • 原因不明
      • 2型糖尿病患者:21%増
        • 肥満が原因と思われる
      • 事例
        • 糖尿病にかかった青少年には、切断に至る恐れのある手足の神経障害などの合併症を引き起こす兆候がある程度みられた
        • 将来心臓病になる恐れのある心血管損傷の初期兆候も確認
    • 考察
      • 推計で全米では1880万人が1型ないし2型の糖尿病
      • 推計で700万人が未診断患者
      • その内、1型患者は5~10%
  • 1型患者のほとんどは治療目的を達成しておらず、成人になって肥満になる可能性が大きい
    • 全米67の診療所から収集した全世代の1型糖尿病の志願患者2万5000人の医療データであるT1Dエクスチェンジ・クリニック・レジストリーを分析
  • 糖尿病について
    • 1型: 以前は若年性糖尿病と呼ばれていたもので、血中の糖をコントロールするインスリンの分泌能力を失うために起きる自己免疫性の疾患
    • 2型: インスリンが効果を発揮しづらかったり分泌が十分でなくなったりすることで生じる 
という事らしい。

糖尿病は厚生労働省のHPで特集するぐらいメジャーな病気。

アメリカでは生活習慣が原因と思われる2型が増えているのは納得行くが、免疫疾患の1型も同じほど増えているらしい。
原因はまだ調査されておらず、わかっていないらしい。

青少年の人種別構成が変わってきているからかもしれない。
しかし、8年で23%増の要因としては人種構成要素は小さすぎるか。

今は統計的有意差を発見した段階だから、これから調査分析すると最低でも3-5年はかかるだろう。

2型は生活習慣で防げるけど、1型は防げそうに無い。
早く原因が分からないと要因によっては、拡大するかもしれない。


記事
米で若年の糖尿病患者が大幅増―1型、2型とも8年で20%超 WSJ


参照ページ
糖尿病ホームページへようこそ 厚生労働省

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