記事によると
- 屋久杉を調査した結果、奈良時代後期の775年に宇宙で何らかの変動があった
- 調査機関
- 名古屋大太陽地球環境研究所 増田公明准教授らのグループ
- 調査対象
- 屋久島で伐採された樹齢1900年の屋久杉の年輪
- 1956年に伐採
- 750-820年に該当する年輪から炭素14を調査
- 調査結果
- 775年で通常の20倍見つかる
- 炭素14は、太陽の11年ごとの活動周期に応じて増減していた
- 推定原因
- 超新星爆発か、太陽表面で巨大な爆発が起きた可能性がある
- 超新星爆発と仮定すると、地球の比較的近くで爆発が起きた
- 太陽のフレアが原因とすると、通常の1000倍のエネルギーを放つスーパーフレアが起きた
日本の歴史では775年ごろには特に大飢饉が起きたと言う話は聞いた事が無いので、強い宇宙線が降り注いでも人体や農作物には影響が無いのかもしれない。
でもその当時存在しなかった電子機器が現代にはあるのでその影響には注意したほうが良いのかもしれない。
話は戻って、超新星爆発かスーパーフレアが起きた可能性があるという事なので、スーパーフレアが起きた事を証明できれば、京大の太陽でスーパーフレアが起きる可能性があるという説が照明できる。
研究の進展が待たれるところ。
記事
屋久杉に宇宙変動の跡=奈良時代の超新星爆発か―年輪を分析・名大グループ WSJ
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