各アナリストの見方についての記事です。
記事によると
- 2012年6月17日ギリシャの選挙結果は緊縮策を指示する新民主主義党が勝利
- REYL(ジュネーブ)のフランソワ・サヴァリ最高運用責任者
- ドイツは金融支援プログラムの再交渉に前向き
- 経済成長とスペインの問題が残っている
- ギリシャに新たな資金供給は必要
- ドイツ連邦債は、ギリシャの支援コストをドイツが負担するとの見方から売られる可能性がある
- 次のポイントは20カ国・地域首脳会議と新たな流動性供給の決定されるか
- クレアインベストのファンドマネジャー、ION-MARC VALAHU氏
- 選挙結果が確認されれば安心感が広がるだろう
- 今回の件で他のEU諸国に対し、ギリシャは緊縮策だけでは生き残っていけないことを認識させた
- しばらくは市場が安定する見込み
- 危機が終息するにはほど遠い
- 今後数週間にわたってユーロ圏を守るために重要な会合や決定次第
- UBSイタリアSIM(ローマ)の会長、INNOCENZO CIPOLLETTA氏
- 今回の結果はEUとのさらなる交渉に役立つ
- 市場は現在、どの国がユーロを維持し、あるいは維持しないかで疑心暗鬼の状態
- ギリシャがユーロ圏にとどまると市場が確信すれば、ターニングポイントとなる可能性がある
- ユーロ圏が長続きしないと市場が考えると、ギリシャ、イタリア、その他の国には災厄をもたらす
- RIAキャピタル・マーケッツ(エジンバラ)の債券ストラテジスト、ニック・スタメンコビッチ氏
- 連立政権の樹立しても、政権基盤は極めてもろいものになる
- 大きな政策変更を議会で通すのは非常に難しい
- 市場に安心感が広がったとしても一時的
- すぐに基本的な状況に変化はないとの見方が浮上し、伸び悩む展開になる
- 市場では、数カ月後にはまた選挙があるのではないかとの懸念が浮上
- チャネル・キャピタル・リサーチ・ドット・コム(米ニュージャージー州)のチーフ・インベストメント・ストラテジスト、ダグ・ロバーツ氏
- 政権がどの程度安定するかが本当の問題
- 問題を先送りして時間を稼ぐ可能性のほうが高い
- 安定した状況とはいえない
アナリストは一時的にはリスクテイクに向かうだろうが、長続きはしないと考えているようです。
問題点は
- ギリシャ国債の借り換え・継続支援のEUやIMFとの交渉
- 各国中銀が緊急措置として流動性の供給
- ドイツの対応
しばらくはEU関連のニュースから目が離せない。
記事
ギリシャ再選挙、緊縮派が過半数確保へ:識者はこうみる REUTERS
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