私はルーフデッキなんてメンテナンスがめどくさそうとすぐ考えてしまう。
「ルーフデッキ使いたけりゃ、オープンカフェへ行け」と思ってしまう。
記事によると
- ルーフデッキのある社屋が増えている
- メリット
- 新鮮な空気の下で仕事をするとストレスが下がり、仕事の能率が上がる場合があるとの調査結果がある
- 若い才能を奪い合う競争の激しい市場では、会社の「アピールの1つにはなる」
- 但し、決定的な要素ではない
- 自然の中を散歩することで、脳の短期記憶容量を約20%増やすことができる
(サウスカロライナ大学マーク・バーマン准教授) - デメリット
- 全ての作業が屋外に向いているとは限らない
- 晴れの日の午後にタブレット端末を使用 (恐らく画面が見えづらい)
- そよ風の吹くテラスで書類に目を通す (恐らく紙が飛ばされる)
- 強力な嵐「サンディ」のような天候によるリスクがある
- 都会だと騒音がある
- 湿度が高い地域は向いていない
- 利用しようとしない人も多い
- 仕事にあまり身が入っていないと思われる事を恐れている
- 非生産的とみなされる事を恐れている
- 採用会社
- ツイッター社
- 新しいサンフランシスコの本社オフィス
- 9階にある2万平方フィート(約1860平方メートル)のルーフデッキがある
- 化学薬品会社BASFコーポレーション
- 東海岸ニュージャージー州フローハムパークの新社屋
- マーケティング・コミュニケーション会社オグルヴィ・アンド・メイザー
- ニューヨークオフィス
- ハドソンリバーを見晴らすルーフデッキがある
- 広告・マーケティング会社brprグループ
- フロリダ州マイアミの本社
- 街が一望できる500平方フィートのルーフデッキがある
- 集中の必要な作業を行うのには向いていない事が判明
- 都会の真ん中にあること (恐らくうるさい)
- マイアミの午後は通常湿気が多いこと
- 現在、社員が休憩を取ったり、顧客をもてなすために使用
- 屋外ワークスペースのコツ
- できる限りビジネスをする雰囲気を出すようにする
- 日陰に長方形のテーブルを置く
- 電源を十分確保する
- 座席を適切に配置する
- ある程度プライバシーが確保できるようにする
- スペースを適切に設ければ、「人は自然に集まってくる」
- 通常のフロアと比べて建築コストがかかる
- その他
- 改装や移転の際に屋外スペースを要望する顧客もいる
(オフィスデザイン会社ジェンスラーのプリンシパル、ブライアン・ベリー氏) - 屋外にランチを食べられるエリアを設けることは、温暖な地域にオフィスのある企業の多くでは一般化している
- 携帯端末の利用拡大に伴って、屋外で仕事をできるようにする企業が増えている
- 寒い地域のオフィスでも、季節限定の屋外スペースを設けたり、屋外と一体化したような気分が味わえるオフィス設計にする企業がある
- ニューヨークではルーフテラスの増設は、構造的な要件や建築基準によって1平方フィート当たり200-400ドル(約1万6000円-3万2800円)かかる
ルーフデッキを作ると記事中で指摘しなかったこと以外では以下の事があげられる
- 何年かに一度、防水シートの張替えをしないといけない
- 机や椅子は風雨や日に当たる為、早く朽ちる
- 埃などで汚れる為、掃除の頻度があがる
- 電源を防水仕様にして、配線しないといけない
- もしくは、充電が切れそうになると屋内に戻る
- 雨が降った後はきれいに拭かないと使用しづらい
私が経営者なら行わない。
まだ、屋内で観葉植物を配置したオープンスペースの方がコストが低い。
観葉植物はレンタルできるし、風雨にさらされる心配も無い。
配線の問題も無い。
掃除も通常通り。
でも、どうするかは経営者次第。
これがどれだけ流行するかは疑問だけど、流行ってはいるようです。
記事
ルーフデッキで能率アップ 屋外スペース重視する米企業が増加 WSJ
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