2012年11月5日月曜日

胎盤が薄かった子供は突然の心不全で死亡する可能性が2倍以上

胎盤の厚みにフォーカスした研究です。

胎盤の厚みなんて盲点ですね。

出産すれば臍の緒を切って、医療廃棄物になる。

よく気がついたなぁと思います。

記事によると
  • 胎盤が薄かった子供は突然の心不全で死亡する可能性が2倍以上
    • 研究機関
      • Oregon Health & Science University David Barker教授
    • 研究対象
      • 1934年から1944年の間、フィンランドのヘルシンキに生まれた13,000人以上の男性と女性の記録
    • 研究結果
      • 187人の男性と47の女性が突然で原因不明の心臓死で死亡していた
      • 記録と照合した結果、薄い胎盤との相関があった
      • このグループは、社会経済的地位​​の低さと低教育レベルと関連していた
      • 出生時体重、出産時間や妊娠期間は、突然の心臓死との関連は見つからなかった
    • 考察
      • 薄い胎盤は胎児の栄養不良につながる可能性がある
      • 胎盤が薄いのは母体の栄養失調から起こるかもしれない
      • 胎盤の特性を記録しておくべき
という事らしい。

胎盤がどの程度厚みから薄いと定義しているのかは記載は無かった。
また、胎盤が薄かったらどのように注意すれば良いかは記載は無かった。

胎盤の厚みが通常より薄いかは医者に尋ねれば分かるかもしれない。

胎盤が薄くなる原因として、母親の栄養失調が関係しているかもしれないので、妊娠中はやはりしっかり栄養を取ったほうが良いと思われます。

また、実際に胎盤が薄かった子供は定期的に心臓の検査をした方が予防につながるのではないだろうか。


記事
Children born with thin placenta are TWICE as likely to die of sudden heart failure MailOnline

参照ページ
Thin Placenta Might Be Linked to Sudden Cardiac Death Later in Life MedlinePlus

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