2012年8月30日木曜日

ダイエットしても長生きとは関係無い。

ちょっと前に、ダイエットでサーチュイン遺伝子がオンになって、長生きできると言うデマ(ブログ)が流れました。

今回の研究結果もダイエットが長寿とは関係無いという結果だったようです。


記事やNatureによると

  • 2012年8月30日  サルは食事でカロリー制限しても寿命は延びなかったと発表
    • 研究機関
      • アメリカ国立加齢研究所などのチーム
    • 研究対象
      • アカゲザル
      • ダイエットグループはカロリーを30%ほどカット
      • 25年にわたり観察
    • 研究結果
      • カロリー制限しても、しないグループと比べて寿命は延びなかった
      • コレステロール値が下がった
    • 既知の事実
      • マウスではカロリー制限によって寿命が延びる
      • 別のアカゲザルの研究では寿命が延びたという結論
        • the Wisconsin National Primate Research Centerの研究
          • スクロースに付与について
            • WNPRCのサルには28.5%のスクロースを与えた
            • NIAのサルには3.9%のスクロースを与えた
          • 魚の油や抗酸化物質が含まれていた食事
            • WNPRC食事はしなかった
            • NIAの食事は含まれていた
          • WNPRCは食事が健康的でなかったと認めている
      • 平均体重の人は最長生きる傾向がある
という事らしい。

マウスでは効果があったが、サルでは効果が無かったと言う事からも、単純にマウス実験の結果を人間に適用する考えは危険という事が分かる。

ただ、健康の為にはダイエットは必要なようです。

ひいてはその事が健康で生きていられる事につながる事は間違いない。

もちろん痩せすぎていれば、体に悪い。

記事
サル、ダイエットで寿命延びず 健康は改善 北海道新聞

参照ページ
Calorie restriction falters in the long run Nature

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